またまた(⊃д⊂)コンバン・・・∩・Д・∩ワァー

たまたまお盆と公休が重なり、自宅でゆっくり過ごしているひでっちでつ(o^-^)b

※休みの度に宮城へ帰って来ているのはここだけの話…(;^_^A

スカイライン史上、最大のヒット作となり、その存在を身近なものとしたのが、72年9月にフルモデルチェンジを迎えた4代目C110型スカイライン(通称:ケンメリ・スカイライン)なんだけど、この年10月に開催された第19回東京モーターショーのニッサンブースに2ドア・ハードトップをベースにしたレース仕様のGT-Rが参考出品されました。

ブルーメタリックのボディにゴールドのストライプが配され、大型のフロントスポイラーやオーバーフェンダーが装着された姿に会場を訪れた観客の目が奪われ、サーキットデビューが待たれたものの実際にはボディサイズが大きくなり、車両重量が重くなってレースには向かなかったと言われています。

そして、翌73年1月にケンメリ・GT-R(KPGC110型)がデビューするんですが、当時の技術力では搭載されたキャブレター仕様のS20型エンジンでは排気ガス対策に限界があり、デビューから僅か4ケ月197台をもって生産中止となってします。




このあたりの流れはR34・GT-Rに搭載されたRB26DETT型エンジンが平成12年度排出ガス対策を理由に生産中止となったことと重なり、時代の流れを感じさせる出来事です。

なお、このS20型エンジンはハコスカ/ケンメリGT-Rだけでなく、69年10月にデビューしたS30型フェアレディZにも搭載され、Z432(PS30型)として発売されていたのです。




※因みにZ432の432とは「4バルブ、3キャブレター、2カムシャフト」が、その名称の由来と言われています。

そして、このZ432にも限定モデルと言われ、販売台数が僅か30台あまりと言われる「Z432-R」が存在し、ボンネットのFRP化、前後フェンダーやドアパネルの肉厚は薄くされ、ウインドーに至ってはフロント以外全てアクリル製、もちろん車内の快適装備は取り外され、約80sの軽量化が達成されていたと言われています。

※当初はレース関係者、ライセンス所持者だけが購入することを許され、数台のみの現存が確認されているのだとか…w(°O°)w

やっぱり、この時代のニッサン車は元気があっていいなぁ〜(´∀`)