作 本宮ことは
white heart 講談社X文庫
ずっと前に表紙買いした本の続編でした。
時は平安。武門の誉れ、清和源氏の若き惣領たる源頼光に仕える四人の武者『頼光四天王』。
渡辺綱、碓井貞通、平季武、坂田公時の四天王の内、今回は碓井貞通の話。
いやー、平安もいいよね!とついつい思ってしまいます。平安−鎌倉ラインも惹かれるのだよ。
碓井貞通の義理の祖父が平将門であったりだとか、そしてその碓井貞通の子孫に梶原景時に繋がったりだとか!作者様素敵ぐっじょぶ!
色彩豊かな表現や、個性豊かな登場人物達は学ぶところばかりです。大変愛着を持ちやすいよー特に綱とか!季武とか!
ただ少し薄いのが残念なところ。もっとボリュームあってもいいんじゃないかなー。
続きの刊って出てるんでしょうか…。ちょっとチェックせねば!
2010-9-4 18:00
作 有川浩
メディアワークス
『図書館戦争』シリーズの別冊です。
もうなんか、なんていうか、あまっっっつつつ!!!
甘いよ激甘だよ?!まさか付き合いだしてからそんな甘いとは思わなんだよ、教官?!!!
えー、完結のラストに至るまでの付き合いっぷりとかなんですが…、うん。甘いとしかいいようがない。なんかこっぱずかしかったです。
そんな甘い中に水!オアシス!なのが手塚です。本当いい役してるよ手塚弟!
甘い甘い中にも、現代の社会を反映しているような問題も含まれていまして、別冊として充分楽しめる一冊でした。
個人的に緒方さん好きです。クール!
2010-9-3 22:45