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そうして窓の外






「此処から出ろ」


って?
随分、残虐なことを云うんだねぇ



「空の色を見たくはないか」


だって太陽が沈まないもの
僕が好きなのは雲が散る青空



「星を数えてみてもいい」


目が悪い僕じゃあ、きっと一つだって見えやしないよ



「言葉を 忘れるよ」


そうだね それがいいの
ほんとは、もう覚えてないと思っていたのに



「其処が、好きなの」


あら、まあ
そんなこと よく云えたものだね?




















・・・・・・・・・・



ノォ!


締切日




そして僕は空へかえる

君はこの地へかえって


溶けて 溶けて


血と、水と あとは何かとてもきれいな

もので溶け合って


ふたつは ひとつとひとつに、なって

まじり合うことは
出来ないで



忘れてしまうの















・・・・・・・・・・



締切ぎりぎり。


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