毎度、連投です
現代歌人協会主催の第四十二回全国短歌大会で佳作をいただきました
栗木京子選佳作
夏祭り 掲げ持ちたるビニールの頼りなき水その中の朱(あか)
前川佐重郎選佳作
水槽のただ中にいる心地して花の藻草をくぐる僕たち
栗木先生には、
「最後まで何か言わない、謎解きをするよう。最後まで読者を引きつけている」
という選評をいただきました
前川先生は、残念ながら会場にいらっしゃらなかったので選評をいただけなかったのですが、東直子先生が替わりにコメントをくださいました
「気持ちのいい作品。水槽というのがポイントかもしれない。僕たち、なので青春の歌なのかも」
どうもありがとうございます
短歌は5首1組での応募だったのですが、私は密かに「母の日」をテーマに作った5首で応募したのです
お花屋さんって水槽の中みたいだな
金魚みたいに並んで会計
ビニールを掛けられたら優しさは逃げられないな
金魚といえば夏祭りのあのビニールの水
優しい店員さんもいつかお母さんになるんだろうな
って内容の5首でした
素敵な短歌がたくさんあるなかで、2首も佳作に取っていただき、ありがたいです
高野先生と栗木先生の特別選評もとても参考になりました
久しぶりに行った学士会館、とても懐かしかったなぁ
テレビ放送も終わりましたので、さっそく
塩尻短歌フォーラムで、佳作をいただきました
馬場あき子先生に選評もいただいて、とてつもない光栄でございました
残念なことに、私のインタビューは丸ごとカットされ、会場に作者はいないかのごとくに編集されていましたが
NHKの好意を感じる編集であったことは記しておきます(笑)
佳作をいただけるなんて、ちぃーっとも思っておりませんでしたので、作品集も申し込んでいませんでした……
佳作をいただいた歌
です
万歳のポーズで眠る子のためにバンザイしない今日に、ばんざい。
会場で、「ばんざいの方ですよね?」と話しかけていただいたり……
短歌を始めて、いろいろな場所に出掛け、たくさんの方に声を掛けていただいて、幸せです
何も変わらないような、でも自分の中では確実に何かが変わっているような……
不思議な感じです
嬉しいけれど、申し訳ないようなそんな気分になった塩尻でした