雨が降ってる



知らないことがたくさんあった










僕は最初から知ってたんだ


そして、何も知らなかった










ふりだしへ戻る


選択肢は消えた









降り出した雨を、僕は知ってる


見てはいない



見てはいけない





















必要性が無くなったものは

消去されて消える








あると誤魔化すこともできる


ないと信じることもできる


















































































































































































































































































いつか

壊れる日が来るのだろうか


見たくはない


悟りはしない









俺は道を拓いた








往くがいい


その先に



保障などしないさ








選んだ道だ

すでに未来などない












































































晴れた日の空が見たい


蒼く碧いそらがみたい


できることなら


俺は雨を選び


俺は一人になりたい


選択肢は消えた




ひとりでそらをみたい
ひらかれたみらいはない
あるいはうつりこんだ
まちがったせいかい
せかいはゆらゆらゆれて
ぼくはなにもしらぬまま
ぼくをおいて
すぎて