誰か、起きろ、起きるんだ海神と一括してくれませんか。
何か諦めがちでサモンナイト進めてます。
どっかの世界→サモナイという設定はとてもやりやすそうでクロスオーバーうまそ。と今からちょっと考えているあたり妄想力は欠けてません。
インヘリタンス完結までもーすぐだぞー。がんばれー。
最近書けないのでリハビリがてらちょっとリクを募集して。
沙織と栄里ちゃん
ゼロス
テオドア
を頼まれたんですけどね。月曜日に。
一個しか消化で!!き!!て!!ね!!え!!
自分がスランプって言う日が来るなんて。どーせただの言い訳だと思ってたんだけど。
何か書けないですね。うーん……(´・ω・`)
どうでもいいけど自分で36000踏みました。
□ペル罰の話
□達哉中心
□罪幼馴染の一人
ペルソナ、というものを見たのは初めての筈だった。
悪魔、というものを見たのは初めての筈だった。
そして周防達哉という少年を見たのも、私は初めてだったはずだ。はず、なのだ。
悪魔と呼ばれるものから私を助けてくれた彼に、正直にそう伝えると彼は一瞬だけ切なそうな顔をした後で、やはり切なそうに笑みを浮かべた。「それで、良い」そういった彼は私に背を向けてしまって、私はあわててその後ろを追いかけた。
あんな顔をしている人を、ほうっておいてはいけない気がする。
そう思って彼の後ろを歩き出すと、彼は足を止めて一言「着いてくるな」と口にした。拒絶する言葉のはずなのに、彼からは悲しそうな気持ちしか伝わってこない。心から嫌がっているわけではないと思われる。というより会って私たちは五分経ったぐらいの時間である。嫌われるようなことを、私はした覚えがない。
「――周防達哉、だったよね?」
「……なんで、俺のことを知っている?」
「同じ学校なんだし、知ってるよ。ちょっと不良っぽい先輩」
リサが、キャーキャー騒いでいた。それを言うと彼は眉を潜めた。綺麗な顔をしているね、とリサと話したのに。その綺麗な顔は会ってからずっと悲しそうな表情しか浮かべていない。
「……あ、先輩なら敬語のほうがいいかな」
「――もう会うこともないから、気にしなくて良い」
先輩冷たい。そういいながら後ろをついていくと、彼はまたしてもいやな顔をした。
――置いてかないでくれ。もう一人は、嫌なんだ
ぴたり。と足を止める。そんな私に気がついたのか前を歩いていた先輩も足を止めてくれた。やっぱりやさしい人だ。彼は怪訝そうな顔でこちらを向いて――不思議そうに、首をかしげた。
「どうかしたのか」
「……着いてくるなって言いながら、ちゃんと止まってくれるんだね」
「……っ、もういい!」
「わ、ごめんね先輩!そうじゃなくて」
あわてて彼の腕をつかんだ。ぐいっと引っ張ると、彼は驚いた顔をしてあわてて私の手を振り払おうとする。――どうして、この人ずっと泣きそうな顔で私を見るんだろう。
「――ね、何か言わなかった?先輩」
「……何か、って?」
置いてかないでって。言わなかった?
彼は、びくっと肩を震わせて私を見下ろした。
「――何も、考えるな」
「せんぱ」
ぎゅ、と抱きしめられた。その手は震えていて――首を、そっと傾げる。見れば手だけじゃない。身体が震えていた。私は、少し考えた後でそっと彼の背を撫でる。
どこか、この行動を懐かしいと感じる私が居た。
「先輩……私、一人っ子なんだけど、」
「知ってる」
「え?」
「……なんでもない」
今、気のせいか。初対面なのに目の前の先輩は、今の私の発言を知ってるといわなかっただろうか。少し疑問に思いながら、それでも彼の背を撫で続ける。「――おにいちゃんみたいな人が居た気がするの」とっても。強くて。とっても、頼りがいがあって。
たまに、一人で溜め込んじゃって。周りに何も言ってくれないような。そんな、人が。
「気のせいだ」
「え?」
「――きっと、そんな奴は居なかった。一人っ子なんだろう」
疑問系じゃなかった。彼はすっと私から身体を離して「悪かったな」と口にした。そのときには、苦しそうな顔も悲しそうな顔もしてなくて。代わりに目の前の先輩は無表情で突っ立っていた。
「……そう、かな」
「ああ。考えるだけ無駄だ」
「……かも、しれないね」
の後ろが思いつかないウボァッ