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ジミー×コナン

妄想を語ろう

銀魂のジミーこと山崎退が天寿を全うしたら転生先がコナンの世界であれよあれよという間に公安に所属して降谷零の部下になって…ってのを読みたい。

降谷さんは何故か対ザキになると

降谷「風見、山崎知らないか?」
風見「ああ、山崎ならあそこでミントンの素振りしてます」
山崎「フンッ!フンッ!」
降谷「山崎ィィィィィィ!!(激怒)」
山崎「ヒィィィッ!?」

と副長並みの対応になったり。

あと黒の組織に潜入しろと命じられてとある場所に向かったら何故か「黒の組織入社試験」会場で

解説者「えー問1の読み問題は簡単だったな」
山崎(キタァァァァ!!前世の桂の時みたいな失敗はしないぞ!問1の読み「公安」!答えは「クソ」だ!!)
解説者「問1の読み、「公安」の答えは「こうあん」だ」
山崎「まんまかよぉぉぉぉ!!」
解説者「そこうるさいぞ」

と普通に試験受けてたり。

あとは江戸川コナンについて探って来いと言われて毛利探偵事務所に潜伏したり工藤邸に潜伏したりするけどいろいろトラブルに巻き込まれればいい。
「コナンくん探れって言われるけどこの子めっちゃ鋭いしなんなんだよぉ…こんな鋭い子俺の前世にいなかったよぉバカとアホとサドとゴリラばっかりだったよぉ…」とか思ってたりことあるごとに「もう嫌だ俺公安やめるぅぅぅぅぅぅ!」とか言ってればいい。

でも実力や能力は周りから認められつつ勘違いもされればいい。
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「次は私が嘘をつく番ね」と言って彼女は真実を話した。

話題:名前変換無し夢小説。

・コナン夢(だがバーボンしか出てこない)
・オリ主は前世も転生先でも盲目のピアニスト
・ご都合設定
・糖度はないが苦くもない
・コードネームは「キャロル」だけど一切表記されていない
・長い上に最後ぶんなげ
・メールからの投稿なのでブログの文字数の限界がわからない(なので途中不自然な部分で文が途切れる可能性あり)


以上がよければ以下をどうぞ。







前世で私はピアニストだった。
盲目のピアニスト。私の演奏を聴いた人達は悉く「奇跡の子」「神に愛されし子」と呼んで囃し立てていたけれど、私にとってはどうでも良かった。常に濃く、重苦しい霧がかった世界には私とピアノだけあればいい。私の十本の指と、白と黒で揃えられた鍵盤が私の生命線だ。
しかし私の生命線は指や腕の病気ではなく、信号無視をした車に跳ねられたことにより呆気なくたたれたのだった。


前世を思い出したのは五歳の時。
裕福な家庭で生まれ育った前とは異なり、私は捨て子で孤児院で育てられていた。
やはり重苦しい霧に閉ざされたままの視界。まだ幼い短く小さな手足。何もかも覚束ないなかで何かが足りない、けれどそれが何なのかわからないまま、常に憂鬱な気分で過ごしていた気がする。

転機が訪れたのは、孤児院にピアノが搬入された時だ。孤児院の理事長の知り合いが、もう誰も使わないから良ければと言って贈ってくれたものらしい。
孤児院の子ども達はピアノの物珍しさにわっと集まって、出鱈目に鍵盤を叩いては楽しんでいた。大きくて不格好な音色が私の耳に届く。瞬間、腹の底から沸き上がるえもいわれぬ情。それはまさしく歓喜だった。

私はこれをよく知っている。私なら誰よりも上手く弾ける。

ピアノなんて初めて見たはずなのに、ましてや鍵盤にさえ触れたこともなかったのに、不思議とそんな自信と確信があった。
私はピアノに近付いた。
子ども達は「目が見えないのに弾けるの?」「私まだ弾いてないから後にして!」と口々に言っていたが無視をした。ピアノに近付かせないようにしたガキは構わず押しのけた。床がどすんと音音を立て、甲高い泣き声が上がったがそれさえ気にならない。
ピアノの前に来て、鍵盤に触れた。人差し指で鍵盤を押す。レー。おかえり、の言葉。今度は中指で鍵盤を弾く。ミー。待っていたよ、の言葉。
ピアノが音を通して、再会を喜んでいるように聞こえた。
たまらず、私は弾き始めた。ピアノに「ただいま」と「私も待っていたよ」の言葉を伝える為に。

ピアノの配置された一室。
それまでの子ども達の騒がしさも嘘のように静まり、少女のピアノ演奏だけが唯一この部屋を彩る音となっていた。

(略)

天才ピアノ少女はその後、音楽家に引き取られてまたピアニストの道を歩もうとするけどなんやかんやで黒の組織のボスに気に入れられて田舎の一軒家(洋館)で過ごすようになる。
家には組織の幹部が出入りしては盲目のピアニストの演奏を聴いたり雑談しては帰って行く。
盲目のピアニストはジンやウォッカ達を堅気じゃないとは察しているが、ピアノが弾ける環境があればいいのでノータッチである。
そんな彼女のもとにバーボンが訪れた際の話↓


「嘘つきゲームをしよう」と彼女は言った。彼女に「暇」という短いクレームを受けて彼女の話し相手として家に派遣されたバーボンと少し遅めの昼食をとり、彼のリクエストに応えつつ彼女がピアノで二、三曲弾いた後のことだ。
彼女はこういう突飛な思い付きをよく口にする。どれも無害で無益なものばかりだったが、バーボンは存外こういう子どもっぽいことは嫌いではなかった。なので今回も彼女の話に乗ることにした。

「嘘つきゲーム?どんなルールですか?」
「嘘をつきながら話をするゲームよ」

ゲーム名通りのルールだった。その単純さとゲームを提案したのが成人した女性である事実に失笑しそうになるがなんとかこらえた。だが、こちらを一瞥した彼女の様子からバーボンの心情は見透かされていたようだ。目が見えないはずなのに、相変わらず彼女は聡い。

「ゲームだけど、どこが嘘かは当てたりしない。たとえ嘘の部分がわかってもお互いの胸の内に秘めて他言しない。どう、やる?」

ゲームの詳しい説明をした後、彼女は椅子に座ったまま傍にいたバーボンを見上げた。見えないながらも光を吸収しようとする為か彼女の瞳孔は健常の人より一回り大きい。まるで暗闇にいる猫のようなそれを見つめながらバーボンは「いいですね。やりましょう」と静かにこたえた。

黒の組織やボスに関する有益な情報を彼女は何一つ持ち合わせていないことは既にリサーチ済みだった。孤児院で開花させたピアニストの才能からとある著名な音楽家に引き取られたが、ひょんなことからボスに気に入られて誘拐された女。
誘拐時に彼女の養父母は黒の組織の手により始末されている。世界的に有名な音楽家の凄惨な死と盲目の天才ピアニストの失踪の出来上がりだ。当時は非常にセンセーショナルな事件として世界各国で取り上げられていたが、今ではもう忘れ去られている。誰からも忘れられ世間一般では死人扱いの、こんな人気のない田舎でひっそりと暮らす女。それがバーボンの目の前にいる彼女の生い立ちだ。

部下から渡された彼女の調査結果に目を通した時は哀れとしか言いようがなかったが、いざ当人を目のあたりにするとその認識は誤りであると感じた。彼女からは己の現状や人生に対する負の感情は一切見受けられなかった。
どうやら彼女はピアノが弾ければそれでいいらしい。
単純だと思ったが、世界中の人々が彼女のようであれば平和なのかもしれないとも感じた。


彼女を傍にあったソファに座らせると、「ちょっと待って下さい」と言って部屋を出た後、バーボンはティーポットと二人分のティーカップ、それからミルフィユをのせたお盆を持って再び部屋に戻ってきた。
テーブルにそれらを置いて、バーボンは彼女の対面に座る。
食器の音と飲食物の香りに、彼女は目をまん丸にした。

「わざわざ紅茶とケーキを用意してくれたの?」
「ただ話すだけってのも何ですしね」
「うん…そうかもね。ありがとう、いただくわ」
「どうぞ。僕もいただきます」

お互い紅茶を一口飲んだ。彼女を見れば、満足げな表情で息をついている。

「じゃあまずは僕から話しますね」と言ってバーボンは話し始めた。自分は楽器を一通り演奏出来ることや、今は組織の仕事をしつつ喫茶店でアルバイトととある探偵の助手をしていること。ゆくゆくは探偵業務も請け負った喫茶店を開業したいこと。前者は真実だが後者は嘘だ。

彼女の提案に最初は自身をNOCと疑う他の幹部にスパイである証言を引き出すように依頼を受けたのかと勘ぐったが、彼女の声や瞳に揺らぎはなかった。彼女に悪意も駆け引きもないことはわかったが、ここはボスの所有する屋敷だ。どこに目や耳があるかわからないので、話す内容は一応調べられても大丈夫な事柄に抑えた。
相槌を打ちながら話を聞き終えた彼女はやはりバーボンが楽器演奏を嗜む点に興味を示した。

「楽器を一通り演奏出来るなら、連弾してみたいわね」
「貴女ほどの演奏は出来ませんが、機会があればしてみたいですね」
「そうね」

にこやかに頷いた後、彼女はミルクティを一口飲み、そのままティーカップを両手に抱えて「じゃあ次は私が嘘をつく番ね」と言って話し始めた。

「私、実は前世の記憶があるの」
「それはそれは…稀有な経験ですね」

バーボンの返事に、女は一瞬だけ彼の方に顔を向けたがティーカップに目を落とした。少し間を置いて、再び薄い唇を開く。

「前世でも盲目で女でピアニストだったわ。ただ、両親はいたし生まれも育ちも裕福だった。最期は信号無視の車に跳ねられて終わり。車の白いライトが前世で最後に見た光景のせいか、今の私は人工的な光が苦手なのよね」

彼女は天井を見上げた。この部屋もそうだが、自然の光で室内の明度をあげる設計をしているこの屋敷に蛍光灯や電球はあまり見受けられない。ピアノと人工的な光が極力ない場所ならば大人しく従う。それが彼女が誘拐に応じた条件だとは以前耳にしたことがあった。

「それで、気がついたら生まれ変わっていたと」
「ええ。思い出したのは五歳の時だったわ。孤児院に寄贈されたピアノに触れた瞬間に思い出したの」
「夢や妄想とは思えない、それが前世という確信があったんですね?」
「…ピアノに初めて触れた五歳の子どもがいきなり聴いたこともない筈の道化師の朝の歌を完璧に弾きこなすんだから、前世だと信じない方がおかしいわ」

「なるほど」と納得した声音と共に頷きながらも彼女の才能は生まれつきのものであり、知らない曲も彼女が胎内にいる時に母親が聴いていたから弾けた可能性も頭の片隅にあった。なので彼女の前世説をまるっきり信じることは出来ない。
彼女もバーボンの考えを読み取ったようで「でも思い出して暫く経った後に調べたけれど、私の前世に当てはまるピアニストはいなかったわ」と困った笑顔を浮かべて肩をすくめたのだった。

それからゲームからは逸れて彼女と普通に雑談を交わした後、バーボンは彼女の屋敷を後にした。
ビルや住宅がひしめき合うように建ち並ぶ東京と違い、ここは住宅がまばらで人気も少ない。頭上には夜空が広がっている。同じ日本なのに、場所が違えばここまで街並みもかわるものだな、と思いながらバーボンは愛車でネオン煌めく場所へ戻っていった。
頭の片隅でひょっとしたら彼女の話は嘘ではないのでは、と思いながら。

(終)

口裂け女とトイレの花子さんのガールズトーク

話題:突発的文章・物語・詩


「私最近気がついたんだけどさ」

それまで鏡の前で化粧をしていた口裂け女が口を開く。
薄暗く人気の一切ない廃校の女子トイレ。
ここで口裂け女は活動前に化粧をしつつ、トイレの花子さんと他愛ないおしゃべりをするのが日々の恒例となっている。

「貞子と伽椰子って美人だよね」
「それな」

カラコンを一生懸命入れていた口裂け女に「アンタそれ必要?」と疑問に思っていたことも忘れて花子は間髪入れずに賛同した。
因みにカラコンは口から上の美人度を上げることに執念を燃やす口裂け女には必要不可欠だ(これがあれば黒目が一回り大きくなるのだから!)。
花子の食いつきように気をよくした口裂け女は上機嫌に話を続ける。

「貞子さ、大抵古井戸にいるから肌白いよねー羨ましいわー。あと伽椰子の息子の俊雄?あの子も普通にしてりゃあ可愛い顔してんじゃん」
「そうそうそうそうそう!俊雄いいよね!」
「食いつきすげぇな。もしかして俊雄のこと好きなん?」
「いや全然」
「ならなんでさっき俊雄いいっつったよ貴様」

観賞用としてのいいと恋愛としてのいいは違うじゃない、と曰いながら花子は意味もなく足で和式トイレのレバーを踏む。廃校の女子トイレではもちろん水が流れることはない。
ああそういうことね、と納得しながら口裂け女は頬にチークを付けた。
「あんたチークつけてもマスクで隠れるじゃん、意味ないじゃん」とやっぱり心の内で疑問に思いながらも花子は口にしなかった。花子なりの優しさである。
そんな花子の気遣いも露知らず、口裂け女はチークをポーチにしまいながら「伽椰子や俊雄に花子は見た目ロリだけど中身ババアだから気をつけろって言っちゃったから花子が俊雄に惚れてなくて良かったわーマジ焦ったー」と一人安堵していた。

「それに俊雄を好きになっても伽椰子が面倒くさそうじゃん」
「それな」

花子の言葉に今度は口裂け女が間髪入れずに賛同する番だった。
こうして口裂け女と花子は鬱々とした女子トイレで話に花を咲かせていく。

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ここまで書いたけど呪怨は見たことない。

※大きな懐でどーんと受け止めて下さい。

話題:ネタ

支部の小説の方でコナン夢+転生(あるいは逆行)が流行ってるようなので自分も考えてみた。
以下箇条書き↓


・主人公は新一と沿い遂げたら来世が工藤新一の妹になっていた蘭ちゃん
・新一の妹の名は工藤優希
・最初は戸惑うが、すぐに現実を受け入れる
・立場的に新一とは兄妹であるが、前世の記憶持ち+精神年齢的に新一を手のかかる弟か息子と思っている
・転生世界の蘭ちゃんと園子とは大の仲良しで姉妹的感覚
・ひょっとしたら毛利夫婦の別居をどうにか出来るかもしれないと思った時期もあったが、前世で自分も結婚生活を送っていたこともあり、「まぁ色んな夫婦の形があるよね」という結論に至って見守ることに
・ただ「夫婦でいられる時間は有限だよ。どちらかは相手に先立たれるんだから、あの時長々と別居しなければ…と後悔しないでね」とは毛利夫婦に釘をさす
・自分は成長すればコナンや哀ちゃんと同級生になることに気がつき、前世ではちゃんとしたお別れが出来なかったのが心残りだったので「今世ではコナンくんと哀ちゃんと同級生として仲良くなって、お別れもちゃんとしよう」と決意する


こんなところかな。
この優希ちゃん(前世:蘭ちゃん)は前世では新一が黒の組織を壊滅させたのは知っているけど、新一がアポトキシン4869でコナンになっていたのは知らないってスタンス。
優希ちゃんは帝丹小に入学して歩美ちゃん達と少年探偵団を結成。
コナン(新一)は江戸川コナンを以前から知っているような素振りの優希を訝しみつつも、優希を一人にさせてしまっていることを悔やみつつ心配している。
優希は沖矢さんと同居することになるが…「安心していいんだよな、コレ…」という複雑な気持ちになるコナン。
阿笠邸にいる哀ちゃんは沖矢さんが同居しだしたことで優希ちゃんを余計に心配して「博士のところに一緒に過ごしましょう」と頻繁に言っていればいいと思う。

黒バス創作ホラー(似非関西弁有り注意)

話題:二次創作文

※話は二つありますが繋がりはありません
※似非関西弁注意





《ふるほんやの話/語り手:今吉翔一》


古本屋の本って、偶にメモや写真とか挟まってることあんねんな。

個人経営ならまぁわかるんやけど、全国展開してる店でも見かけたりすると『店員ちゃんとチェックしとんか』って内心ツッコミいれんねんけど。

ワシ、古本屋である本を手にとって開けたら、ちょうど五千円札が挟まってるページでな?
売りに出した奴も店員もチェックがザルやなー思いながら不意に札を裏返したら、赤黒い血がべったり一面についててん。
その後?棚に戻したわ、当たり前やろ。


《さいこぱすの話/語り手:花宮真》

母子家庭に同情的な奴はいる。

俺も幼少期には母親の友達やら同じ会社の人間に色々貰った。だいたいがおさがりだったけどな。

だが一時期、体調を崩したり俺に過失は全くない怪我を負うことが頻発した。
どうしてかと考えていたら、あることに気がついた。
俺の調子が悪くなるのは、決まって特定の人間から貰ったおさがりを使った時だと。

そいつは母親の同僚だった。一番母親に対して親身で協力的で、俺も数回会ったことのある人間だった。
目が細くて、常に微笑んでるような顔をした細身の女。

母親にその同僚について聞くと、どうやら俺より三つ年上の息子がいるらしかった。おさがりはその息子のものと判明したはいいが、肝心なことはわからなかった。

だがその後、例の同僚には息子などいないことが明らかになったんだ。それどころかソイツは妊娠経験すらなかった。

母親は俺の不可解な不調に気付いてたんだろうな。事実を知ったその夜に同僚から貰った物を全て処分してたよ。
勿論それ以降、俺が急に体調を崩したり怪我をすることはなくなった。

女は間もなく病気になって退職してそのまま音沙汰無し。だから未だに息子がいると嘘をついた理由も、赤黒い糸を縫って呪いをかけたおさがりを俺に譲渡した真意もわからねぇ。わかりたくもねぇがな。
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