日本人は外国人の美的感覚に、頼り過ぎなところがあると私は考えます。

日本では、認めらんない、または認識されないものが、外国人に認められた瞬間に、日本では価値を成すのです。



良い例が浮世絵です。

外国の絵画には、日本の浮世絵を真似た作品が多々あるのは周知のことだと思います。

そして、現代私たちが考える浮世絵というのもまた、日本が誇れる美術作品という考え方で間違いないのではないでしょうか。

しかし、当時の浮世絵の大半は、今でいう広告や雑誌、新聞。

ただの情報源に過ぎなかったのです。

つまりは、捨てて当然のもの。

別に価値もあまりない当たり前のものとしか考えていませんでした。



そう考えると、今の漫画も似たようなものではないでしょうか。

各国に認められているにも関わらず、日本における漫画の地位はまだまだ低いものです。



そして、私は思うのです。

いつか日本における漫画も、絵画や浮世絵のように、芸術の一部になる日がくればいいなぁ、と。

歴史に残るような文化として残ればなぁ、と。

ひっそり、ひっそりと思うのです。

思うだけは、タダですからね。



と、久しぶりに語ってみました。

日常がグダグダ過ぎて楽しいんですが、その分ネタ的なことが皆無なんですよね。

部活に面白い奴が入ってきそうなんで、それもまた本人に会ってから日記に書こうと思います。

サイトと原稿も頑張ってるんで、暖かい目で見ていて下さいな。



では、また。