まともな?小説書いてみた。

朝には、間に合わなかったなぁ。

では、お楽しみあれ!!










視界が薄らぼんやりと霞んでいた。

今、目を覚ましたからだ。



眠い…眠い、眠い。

二度寝でもしようか。



そう思い、また目を閉じた。



「真樹。起きて」

誰かが呼んでいる。

誰だろう。



そして、また目を開けた。

視界に恐ろしく整った顔が飛び込んでくる。

綺麗にブリーチされた髪はきらきら輝いていて、切れ長な目は綻んでいた。

よく見知っている顔。



「真樹。起きて。」

「ま…さ…くん?」

「そうだよ。ご飯出来たから食べよ」

「うん」



私はむくりと布団から起きて、下着姿のまま席に着いた。

「服着ないの?」

「うん。着ない」

喋るのも面倒だった。

昌くんにため息をつかれ、羽織りものを肩にかけられる。

「風邪引くよ」

「うん………あ、そこのケチャップ取って」

今日の朝食は食パンにサラダ、目玉焼き。

私は目玉焼きにケチャップ派だ。



「はいはい。しょうがないお姫様だね」

そういう昌くんこそ、王子様みたいに綺麗だ。

やってる事はさながら召使いだけれど。



「じゃあ僕はそろそろ行くけど、遅れないようにね」

「…行ってらっしゃい」

パンを頬張りながら昌くんを送り出す。

「あと今日、英語あるだろ?忘れないように」

「うん」

「あと、ちゃんと先生と呼ぶんだよ」

「うん」

「じゃあ、行ってきます」

「うん」



そして、私も制服に着替えて学校に向かうのだ。



私と昌くんの関係は、生徒と先生。

別に恋人同士でもないし、恋愛感情もない。

同居してるだけの人。



毎朝、変わらない。

これからも。ずっと、ずっと。

落ち着く場所。

なんとなく幸せの時間。


続くのだろうか。






-私たちの朝 完-









金髪の教師なんかいねぇよ!!!!!!

っていうね。



どうして、同居するようになったのか。

とか、気が向いたら書こう。



感想なんかあると嬉しいな。



では!!