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久しぶりに…

PCで、絵を描きました。

すばせかのヨシュアとネクです。


クレープ食べてますよ〜(^ε^)♪
仲良しさんです。













ありえねー。

嵐(小説、1話完結)

台風…俺にとってはすごく迷惑極まりない。



部活は休み。

傘をさしても、効果はない。

おまけに今は帰れる状態ですらない。



唯一の救いは、授業が早く切り上がるコトぐらいだ。
…いや、“だったんだ”。





放課後、学校にはすでに、生徒の気配はない。

俺が、ちょっと居眠りしている間に皆は下校したんだ。


担任は、ショートホームルームが終わると、さっさと職員室に切り上げちまうし。

ダチだって、俺を無視して帰りやがった。



まったくもって災難だ。








「河合くん?」

誰かは分からないが、俺の名前を呼んだ。

振り向いた先には、美佐 恵太(ミサ ケイタ)という同じクラスのヤツがいた。

「まだ、帰ってなかったんだね」
「お前もな…」

はっきりいって、俺はコイツが苦手だ。

なんたって、ガリ勉野郎だし。

頭のワルい俺とはわけが違う。


どうせなら、仲のいいヤツに声かけて欲しかった。


「これじゃ、帰れないね」
「あぁ」
「河合くんはどうする?」
「…」

イライラする。


なんで、こんな時に限って話しかけてくんだよ。

早く止んじまえ。


「…河合くんって僕のコト嫌い…?」

あぁ、嫌いだよ。

とはさすがに言えない。

「…さぁな」
「そっか…、僕は好きだよ」
「…」
「運動出来て、カッコよくて、楽しそうで…」

小さい美佐の俯いた顔は、当然ながら見えなくて、ただつむじを見つめていた。

「僕もそんな風に、なりたいと思った」

小さい美佐は小さい声で、無理だけどね、付け足した。


美佐って、以外にいいヤツ?


つい、気持ちとは裏腹のコトを口に出していた。

「無理じゃねぇと思うぞ?」
「ホント?」

顔を上げた美佐は、頬を染め、目はキラキラ輝いていた。

「あ…あぁ」

内心では無理だろ。
という、気持ちはあったが、一旦口に出した言葉は取り返しがつかない。


まぁ、こんなに喜んでるしいいか。

「僕、取り柄っていえば勉強しかなくて…趣味とかもなくて、楽しそうに部活に取り組んでいるアナタが羨ましかったんです」


俺が楽しそう…か。

「そんなの、人それぞれだろ
?楽しいか、楽しくないかなんて」
「でも、制服をオシャレに着たりとかもしたくて…」

アクセを着けたりってコトか?

そういやコイツ、いつもキチンと制服着てるもんな。

こんなヤツでも、そういうコト考えるんだ。


いつの間にか、俺の中にあったイライラはなくなっていた。

「あのさ、今度一緒に買いに行くか? こういうの」

俺はアクセを指差した。

「いいの「もちろんだろ。何遠慮してんだよ」
「うん」

美佐のはにかんだ笑顔は、俺の心まで温かくする。


「あ、雨」

外を見ると、本当の嵐の前の静けさなのか、少し空が見えるほどだ。

「帰れるか」
「うん」



俺たちは、校門で別れを交わす。

「じゃな、また明日」
「うん、またね」



そう、これは明日会うための約束。





明日も話そうな美佐。















書き終えた〜(*´Д`)=з
数時間で書き上げたぞ!!
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