自分で楽に実施することが可能な抜け毛対策は、日々のシャンプーの仕方を改めることです。
しっかりと湯船に浸かって体を温めた後、シャンプーするのは頭の毛穴が充分に開いてから実施すること、シャンプー以前にまずはお湯洗いできちんと頭皮のアブラを落としてあげる、洗うときには爪を立てないようにして頭皮を傷つけないようにやさしく洗うのがコツです。
以上のことは抜け毛を防ぐ意味合いだけでなくて、育毛治療を行う際にも同時に行っていくことが大切になってきます。
医療的なケアや植毛などの技術的なケアが大事なのは言うまでもありませんが、生活サイクルや体質改善もAGAの治療を進めていく中では重要な要素だと思います。
代謝機能が低下し老廃物がたまっていると、いくら医学的に有効な治療を施そうと症状を目に見えて改善するほどの効果を得るのは難しいでしょう。
飲み過ぎや食べ過ぎなどに注意し、良質な睡眠をとり、洗髪タイミングを逸しないなど、無理をしない範囲から手をつけていきましょう。
頭髪が新しく生えて成長してから自然に抜けるまでのフェイズをひとまとめにして一般的にヘアサイクルと呼びます。
AGAを発症していない人の場合、もっとも毛髪の成長が著しい成長期が数年続き、終わり頃には毛があまり伸びなくなる退行期が半月ほどあって、それから毛包が休止する休止期に入り、自然に脱毛します。
AGAの場合はこの周期が乱れて成長期が短くなるので1周期が非常に短くなり、未成熟な髪までもが成長しきらずに寿命を迎えてしまうので、結果的に髪が薄くなります。
数あるハーブの中には、育毛に効果があるものも存在しており、そういったハーブは、育毛剤やシャンプーに使われることも多いです。
ハーブの効能としては、まずは、頭の皮膚の環境を整え、頭髪を異常のない普通の状態に戻すことに加え、さらに、髪の毛が生えやすい頭皮をつくる効能などもあります。
また、男性ホルモンが分泌されすぎた場合、髪の毛が薄くなるとされていますが、その過剰分泌を抑制することが可能です。
それに、ハーブの良い匂いがリラクゼーション効果をもたらし、抜け毛のモトとして知られるストレスの緩和・解消につながり、それが結果、抜け毛予防にも有効でしょう。
最近では、内服薬を使って育毛している方も多いです。
最もポピュラーなものはプロペシアでしょうが、その他、色々な内服薬があります。
塗布するのと比較すると相対的に、効果を実感しやすい面がありますが、デメリットとしての副作用が発生する可能性が高いため、この事実を認知し、注意すべきでしょう。
体に合わないと感じた場合にはただちに使用を中止した方が安全です。
状況によっては医師の指示を仰ぐことをお勧めします。