名前からしていかにも男性だけのものと思われがちな男性型脱毛症ですが、女性だって発症しないわけではありません。
しかしAGAと言ってしまっては男性と区別がつきませんから、男性型脱毛症AGAの前にFemaleをつけて、ちょっと見慣れない言葉かもしれませんが、FAGAと言われています。
症状でいうAGAとの違いは、同じ薄毛でもM字状にはならないこと、毛が細って全体的に薄くなるということのほか、女性の場合はホルモンによる脱毛抑制が期待できるので薄くはなってもAGAのように進行しないことでしょう。
いまの日本には男性型脱毛症(AGA)の人が1300万人弱だというデータがあります。
この国の総人口を約1億2千万人とすると、ざっくり計算しても10人いれば最低一人はAGAによる薄毛の進行を抱えているわけです。
しかしながらここで言う総人口は赤ちゃんから学童も含みますし、少なくとも半分は女性です。
従ってこれを男性(20歳以上)の実数でカウントした場合、約20%(後期高齢者を除けばそれ以上)の高確率で発症しているのです。
半年〜1年程度育毛剤を使ってみて、効果が現れない時は違うものを試された方がいいでしょう。
しかし、1ヶ月や2ヶ月で育毛の効果がわからないからといって使うのを止めてしまうのは、あまりにも急すぎです。
特に副作用を実感されていないのなら、半年程は使用するようにしましょう。
普段から暴飲暴食や不規則な生活を送っている場合、これを改めて生活環境を見直すのは、健康的な頭皮や頭髪を作るうえで欠かせないものです。
これは育毛治療ではありませんから、生活習慣を良くしたところで髪の悩みが即座に解消する訳ではありません。
とはいえ、健康的な生活は健康的な頭皮を作りますから、直接発毛を促すタイプの育毛ケアの助けになることは間違いありません。
青汁は毛髪のケアに有効かといえば、髪を育てるのに不足している栄養素を養うためには役に立つ場合もあります。
ビタミンやミネラルなどを青汁はたくさん含んでいますので、髪を育てるのに重要な栄養を補ってくれるのではないでしょうか。
というものの、青汁だけで髪がふさふさになるわけではないですから、偏らない食事をして適度に体を動かし、よく眠ることなども重要です。