良い人優しい人を
時折演じるばかりで
本物にはとても成れない

演じる事すら為せていない

好きなひとが沢山というのも
やはりと言うか残酷で

急に一人なんて閉鎖的で吐き気がする

今までの優しさ思いやりは
何時からか目的を変えていた?

悲しい?

悔しい?

舌の根が下がって
喉の奥は冷たくて
奥歯は震えたけれど

まさか私がこんな、
とは、思わないでしょう

きっと楽天的に見えている

人懐っこく笑って
冗談を投げ付ける私が
うっかりたまたま
棲みついて仕舞ったのだ

何が言いたいって

嗚呼、焦った。
血が泡立った。
流れるのを忘れた。

苦手みたいだ
20にもなってしまうのに

ここ最近で1番の混乱で
たまたま側に
貴女が居てくれて良かった

何を言われた訳でも無いけど
変な罪悪感がずっしり


知らないひとに言い寄られれば
私の何をしってるの、と思って

知っているひとが近くを望めば
どうして何故、と悲しくなって

私には無理かな、
少し、いろいろが、足りないかな、


普通に仲良くするのがすき

とくべつは、今いるお城とは別のお城を建てる所から始めなければ、駄目なのよ。


私の脆い博愛を
つつかれたら怖いんだよ。