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君には過去が存せぬとでも云ふのであらふか、

明日わたくしが
家路に着けるのは何時か。

まう今から気が重ひのです。

貴女は唯わたくしの気を荒げ、そして悪びれもせず薄ら笑ひを浮かべるのでせう。

噫、荒む。

察するにわたくしは わたくしが厭に成つて了ふ。

年上の彼女を叱り付けるに喜びを感ずる等、わたくしには到底不可能なのです。

未だ眠れぬ。
夏がまう来て居る。

毛布を一枚剥ひで、
夢で労働に勤しむのでせう。

お休みなさひまし
今日を生きた わたくし

颯々と、
優しくお成りよ
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