「勝呂くん、ここ教えて」
「ここは前にも教えたやろ、まずこの公式を……」
「ふむふむ」
「で、こっからまた……」
「ほうほう」
「……ほんまに理解してんねやろな、お前」
「ちっとも」
「ほぉけ、ほぉおけぇ」
「ごめんなさい拳を収めてほしいです勝呂くんこめかみの血管ヤバ」
「もっと真面目に勉強せえ!! つか、何でいつも俺に聞いてくんねん!!」
「勝呂くんと一緒に居たいからだよ」
「!? な、なん、」
「これからも勉強教えてね」
「っ、アホか!」

廉「何見せられとるんやろ、俺ら」
子猫「微笑ましい限りですわ」