散々お喋りして、
爆笑して笑い疲れて、
別れ際に抱き締めてくれる。
ギューッと力強く。
『あと、どれくらいこんな風にしてもらえるのかしら…』
『大丈夫! まだまだ(^^)』
『まだまだって、
あと2週間ぐらい?(^^;)』
『いや、
3週間ぐらいかな( ̄∇ ̄)
でも、これは必要だから。』
『必要?』
『うん、 必要。』
こうして、
愛されてるって実感があるのに…
Nさんは明日、
お子さんたちとBBQ。
別れた奥さんの家でね。
時々ある。
揺るがない自信が
粉々に打ち砕かれる瞬間。
Nさんの会社に用があって訪ねた。
外で立ち話をしてると、
後輩たちが集まってきた。
明日のデートの打ち合わせをしようと思ったのに(^^;)
こうしてたくさん人が集まるのも、
Nさんの人柄…だな。
帰りに、
目配せと手振りで明日の確認をした。
後輩たちに見つからないように…
明日、歯医者さんに予約を入れてる。
私が9時で、
Nさんが9時半。
これはまったくの偶然で、
二人とも朝 診察受けてからデートをしようと考えたのでこうなった。
『なんだ。
9時に予約取れなかったのは、
ぷくぷくさんに先を越されたからだな〜。笑』
歯医者さんで会うとか、
恥ずかしいんですけど( ̄∇ ̄)
口紅塗ってないしね。
明日は、
大好きなうどん屋さんでお昼を食べて、
二人きりになれる場所…かな。
昨日は
温泉行ってから、
久しぶりにお気に入りの居酒屋に行った。
『あいにく満席なんですが…
カウンター席でもよろしいでしょうか?』
いえ…
むしろ私たち、カウンター席希望です( ̄∇ ̄)
くっついて座れるもの。笑
いつものように
ここはNさんに飲んで頂いて、私は運転手。
Nさんを家まで送り届けて、
車内でまたお喋りが始まった。
Nさんの手が
色んなところに伸びてくる。
『そういえば、
今日の服、胸の大きさが強調されるよね。』
カーディガンを羽織ってるけれど、
その中に着てる物が体にフィットしてるから、
大きさが確かにわかる。
普段は、
大きいのを気にしてフワッとしたトップスを着ることが多いけど、
色が合うのがなくてこのスタイルになった。
『うん… ダメだった?』
『オレと一緒にいる時はいいよ(^^)
眺めがいいし。』
『えっっ?(;・д・)
一緒じゃない時は?』
『サラシでも巻いて、ペチャンコにしてもらわないとなぁ( ̄∇ ̄)』
『へ?……(・・;)』
Nさん、
そんなこと思ったりするんだ〜。
意外なコトバに驚いたけど、
ちょっぴり嬉しかったりする。
いつも大人な、
何でもOKだったNさんが、
そんなこと考えてたなんて。
『ちなみにNさん、ヤキモチとか妬くの?』
『ん〜…… コッソリ妬きはするかな。
露骨だと嫌がられるだろ?
でも内心妬いてる…みたいな(^^;)』
今後、
この服は着ないことにしよう。笑