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1話 コスプレ喫茶にご用心

このシリーズは、とある吹奏楽部員の平凡と思われる日常を淡々と描くものです。過度な期待はしないでください。









文化祭の約2ケ月前
ホームルームで今年も文化祭の出店の申請用紙が配られる

うちの高校の文化祭での出し物は自由参加
やりたいやつらは、それぞれメンバーを集めて、内容を用紙に記入し申請することで出店や出し物発表ができる


つまり、やりたくなければ何もしなくてよいのだ
ほとんどのやつらは、このカテゴリーに入ることになる


おれは部活のみんなと2階のホールで演奏会
これ以外にはすることはなし
午後からは自由時間となる





文化祭当日
演奏会も無事終わり、やることもなくなった

おれは後輩2人と文化祭を回ることにした


後輩1(マサ):先輩、友達が6階の教室に店だしたらしいです

小林:じゃあそこから行くか


マサの友達(おれの友達でもある1つ下の女の子)がやっているという店に向かうことに


まさかこの選択が悲劇を起こすとは、このときは思ってもみなかった・・・



マサ:来たよー

メイド(友達):マサくん来たんだ、みなさんこっちにどうぞ


教室の前に書いてあったが、ここはコスプレ喫茶らしい

メイド服やらチャイナドレスやらを着てる娘たちがたくさんいた



机の上にあるお菓子を食べながら、メイドたちと話すという形らしい



そんなこんなで話をしていると

後輩2(タケ):何であんなにたくさん衣裳あるの?


とメイドに尋ねた


たしかに教室の端に大量の衣裳が
店員の人数に比べてもかなり多い


メイド:ここは私たちだけでなくお客さんにもコスプレしてもらうところだから


おれら3人:へぇ・・・


メイド:ってことで3人にもコスプレしてもらうよ


おれら:は?



タケのバカやろう!
なんで衣裳の数に触れるんだよ



マサ:けど他の客誰もコスプレしてないよ

メイド:だから、みんながコスプレするとみんなしてくれるでしょ



なんて恐ろしい発言
そんなにうまくいかねぇよ、たぶん


どうやって切り抜けるか考えていると



タケ:よく考えたら、おれらに合う衣裳なくね?



たしかに
ここには女の子向けの衣裳しかないから、おれらに合うサイズはないだろう
ナイス、タケ!



ナース:私のやつなら着れるんじゃない?



ここでナースちゃん登場
ちょっと背の高い娘でした


ナース:この人なら


と、いっておれを指さすナース



タケ:確かに先輩なら着れるかも



余計なこと言ってんじゃねぇよ

と、思いつつも、マサもタケも身長175強
おれだけ167
ナースの娘とは5センチくらいしか変わらない



ナース:これ、私の中学のときの制服です


といってセーラー服を持ってきた



タケ:先輩着ましょう、かわいい後輩のためですよ


小林:やだよ、おまえこそ先輩のために代わろうとか思わないのか


タケ:残念ながら、それはおれには入りません



タケはマッチョ体型
明らかに入るようには見えない



小林:じゃあマサ、着ろ!


マサ:やです、それに●●さん(ナース)が先輩に持ってきたので


小林:・・・・




人間あきらめって肝心ですよね
着ましたよ
あぁ着たよ、セーラー服ってやつをよ




小林:・・これで満足か?


タケ:ちょっと待ってください、今撮るんで



携帯をおれに向けるタケ
あとで殺す←


メイド:先輩似合ってますよー、これもお願いします


なぜかプラカードを手渡される



メイド:これ持って校内で宣伝してください




この娘ドSやー
何という羞恥プレー

おにいさんそんなにメンタル強くないから
セーラー服着て喜ぶような人じゃないから

そしてなんで後輩2人が乗り気なのか
おれそろそろ、これ脱ぎたいんだけど




・・・・このあとのことは推して知るべし






後日タケからセーラー服を着たおれの写メが送られてきた

即効で削除したのは言うまでもない



0話 不必要な前置き

このシリーズは、とある吹奏楽部員の平凡と思われる日常を淡々と描くものです。過度な期待はしないでください。





ということで吹奏楽部員シリーズが始まります




最近ブログに書くネタが少ないんですよね


なので初代のブログに書いてたネタを焼き増しすることにしました←



このブログが3代目って知ってる人いますか?

おそらくこの前までブログリで書いてた2代目を知ってる人はいるでしょうが、初代を知ってる人はほぼ皆無でしょう



なので昔から見てくださってるブロガーさんでも知らないネタが出てきていいかなと思ってます


初代のブログは高校生のときのもので、今では考えられない毎日更新という荒技をやってました



なので記事が多すぎて正直すべては覚えてないです
ってか、ほとんど覚えてない←
ブログのタイトルすらわからないし



なので、焼き増しというより高校時代のエピソードを思い出しながら書くっていうのが正解ですかね


今後、ネタがなくて困ったときにこのシリーズを投稿していくことになります



要はこのシリーズの投稿が多いと小林の日常が充実してないってことになります


皆さん、このシリーズが投稿されないように祈りましょう←

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