今回はリニアコライダー計画について書いていくよ
専門の分野じゃないから、そんなに詳しいわけではないけど
なので、所々間違ったことを書くかもしれません
注意して読んでください
あと素養のある方
もし間違いがあれば訂正のほうをお願いします
興味ない人は申し訳ないけど、今回はここでさよならってことで
数か月くらい前にヒッグス粒子が発見されたとかいうニュースがありましたね
まだヒッグス粒子なのかは、わからないみたいですが、まだ見つかってない新たな粒子ではあるみたいですね
ここでいう粒子というのは(正確には素粒子)、物質を構成する最小単位のものを指します
こういう粒子をどうやって発見するか知ってますか?
加速器と呼ばれるもので、加速させた陽子や陽電子を衝突させて探してます
衝突させると、陽子などが崩壊?(ちゃんとした用語を知らない)して、それらを構成してる粒子となって散らばります
この散らばった粒子を調べて、新たな粒子がないか確認するみたいです
大変ですね
量子力学でわかりますが、粒子のように小さなものを観測するには高いエネルギーが必要となります
加速器では陽子などをほぼ光速に近い速度まで加速できるみたいです
これによって陽子などに高いエネルギーを与えてます
(エネルギーは確か速度の2乗に比例します)
なので、この分野を高エネルギー物理とか呼んだりします
加速器をその辺にあるような機械のように書いてましたが、円周27キロ(CERNのもの)のものもある、巨大な実験施設です
さっき大きさの具体例を探したら、山手線が出てきました
全長20キロだそうです
加速器が円形(たぶん楕円形に近いと思います)なので、カーブでエネルギーのロスが生じる訳です
皆さんも走ってて、曲がるときはスピード落としますよね
電子などはエネルギーを失うとき、それと同じエネルギーを持った光を出します
正確にいうと光を出すことで、持ってるエネルギーを減らしてる訳ですが
(逆に光があたると、その光の持つエネルギーを得たりします)
この光は放射光と呼ばれ、高いエネルギーを持ってるので、おれらの研究で使ったりもします
一ケ月くらい前に言ってた測定施設は、この光を使うところでした
ちょっと話がそれましたね
おれらの研究では有り難い放射光ですが、高エネルギー分野の人々には、あまりうれしくないものです
そこで新たな加速器として直線型のものが考えられています
これならエネルギーのロスが出ないですからね
これがリニアコライダー計画ってやつです
この巨大な直線型の加速器を作るための広大な土地が必要になります
これを作る候補地として、日本で、佐賀と岩手が挙がってるみたいです
おれが説明できるのはここまでですかね
疑問とか出たらコメントください
湯川とかが専門なので、聞いてきます