あと大きなことと言えば、前に話した新しいアメリカ人の友達、ジョーダンとケンカしました(笑)
もうこの際なのでここに吐きだしますが、結構いらっとしました。誕生日前だったのに!!
仲良くなって、授業のあとも一緒に帰ることが多かったんですけど、大抵は
「あ、じゃあワタシ用事あるからこっち行くわ」「オッケー、バイバイ」か、建物の前ですぐ別れるって感じが多かったんですよね。
それが誕生日が迫るその前の週、初めて同じ方向へジョーダンの車が停めてある駐車場まで歩いて帰ったのです。
ちょうど野々村の家と駐車場がある場所が同じ方向だったので、じゃあそこまでということで。
駐車場に着くまでは普通に談笑してて良かったのですが、駐車場に着いて「じゃあね〜」ってなったところでジョーダンの横を通り過ぎようと思ったのですが。
なんか、腕が、伸びて、くるよ(いっこく堂さん風味←)
簡単に説明すると、突然捕まえられそうな形でハグみたいな形。
よくわからずに避けてしまって、そのままバイバイって言って帰ったのですが、帰った後に、「あれはもしかして挨拶のハグだったのでは…!?」と悶々。
しかし、今までアメリカ人の女の子とは挨拶のハグをしたことはあるんですが、男性とは肩をポンポンとか、ふざけて組んだりとかしか無かったので、「え、するの!?」って感じでした。女の子たちも事前に、「日本ではハグとか変じゃない?しても大丈夫?」って聞いてくれる人がほとんどだったし、ハグ自体が文化と分かっていても経験が少ない野々村にとっては悶々とする問題でした。
野々村の頭の中では、三つの可能性がありました。
1、挨拶としてのハグ(これが一番可能性高い)
2、好意としてのハグ(自意識過剰かお前は)
3、ぶつかりそうになっただけ(←)
しかし、一番の問題なのは、野々村の中で「挨拶としても突然のハグは不愉快」というところでした。
もともと人にべたべた触られるのが苦手だし(そりゃ好きな人は別ですけどね!)、日本には”挨拶としての抱擁”は無いし。
うえ様にも言われたんですが、「郷に入ったら郷にしたがえ」
ハグが挨拶としての文化なんだから受け入れるべき、とも言われ、そうだなぁ…と。
悶々としながら木曜日になり、またジョーダンと同じように帰ることになりました。
そして駐車場に着いて、またもやバイバイとなった時…
腕が、伸びて、来r(割愛)
ワタシ、嫌悪感マックス、超避ける。(最悪)
そして足早にじゃあねーと帰宅。
その次の日、ジョーダンからハグに関する質問が。正直遅くね?って思いましたが、ワタシもワタシで、何か一言お断りしたいという旨を伝えていればよかったなと思い、そこでハグはあまり慣れてないからやりたくないということを送りました。
ここまでは、ワタシのジョーダンに対する勝手な嫌悪感が生まれる話です。
そして、会って話したりメッセージを送り合ったりする度に薄々感じるのが、
「あぁ、多分この人はワタシに興味があるんだろうな〜」ってことです。
異性として、うまくいけば彼氏彼女になりたいんだろうな〜って感じ。
こっちに来てから分かったことですが、アメリカ人はかなり積極的にアプローチしてきます。
事前に彼氏いるって聞いてくる人がいるんですが、いると答えないと猛烈なアタックが続きます。
ワタシもいる!と答えたいですが、なんせ相手はジョセフィンさん(^p^)
野々村は全然言っても構いませんが、ジョセフィンの気持ちもあるし、周りの方の考え方もあるし、なかなか簡単には言い出せなかったので、困ったこともたくさんありました。
こんな喪女な野々村でも、「日本人、アジア人なら誰でもいい」みたいなアメリカ人数人からはアプローチされたことがあるのですよ!しかし持前の暗さと辛辣さで向こうがギブアップ!!←
ジョーダンも最初は警戒してたんですが、物静かな感じとか、がつがつ来たりしないのが好印象で、「あ、この人は普通に日本が好きなだけかも!」と安心してました。
でもやっぱりメッセしたり話したりすると、やっぱり異性としての好意がちらほら・・・
なんか向こうがこっちを確実に好きだという根拠も無いのに意識するのも自意識過剰っぽくて嫌だし、何かきっかけがあればジョセフィンのことを正直に話して良い友達になれないだろうか!と考えていました。
そしてハグ事件があったあと、ジョーダンに
「バレンタインは誰かに渡したの?」と聞かれました。
ここだ!と思い、ジョセフィンとのことを言い、今男性には興味無いこと、今までのアメリカ人はあわよくばな人ばっかりだったし、ジョセフィンとのことは言い出せなかったから苦労したよ〜みたいなことを話しました。
最初は良い感じで、話題も変わり、「お、いい感じじゃね?」となったと思いきや。
フェイスブックに「寂しい」だの「僕はなんて運が悪いんだ」とかをポストし始める(真顔)
朝の3時に「でもやっぱり忘れるのは簡単じゃないよ…寂しくなるよ…」という謎のロミオメール。
返信をしなかったらそれに対するメールが届き、野々村の背筋が凍りだす。
「え、なんか…あれ?」ってなりながらも、ハグ事件の嫌悪感と、正直にジョセフィンとのことを告白して友達としてやってけるんじゃなかったのかという失望云々が入り混じり、
「正直、こんないっぱいメッセージ送られても疲れちゃうよ」
と返したところ、向こうが怒り出す。
なんかムカついてきたけど、とりあえず理由だけでももう一度と思い、
「あなたワタシに好意があったの?なんであんなことFBにポストしてるの?とりあえず言っておくけど、ジョセフィンのことを話したのは、あなたのことを良い友達だと思ってるからだし、本当のことを隠して勘違いをしたりするのも防ぎたかったからだよ」
なんか色々思ってたことを送ってみたら、
「僕は君のただの英語の練習相手だったの?」
「僕が勘違いしたりするのを回避するためだけにジョセフィンとのことを打ち明けたの?」
などなど…
きもーーーーーーーい!!
と叫びながら、無視。
無視してるにも関わらずメッセージはたくさん届いてたので、またもやきもーーーーいと叫びました。
同じクラスを取ってるので、火曜日と木曜日は嫌でも会わなくちゃいけないんですが、とりあえず最初の授業のあと、お互い謝罪。
野々村的には「アカン、生理的にもう無理や」ってなってたんですけど、とりあえず一言ゴメンだけ言っておこうとは思って。
そこからメッセは基本返さず、授業中も前より話したりもしないんですが、とりあえず友達として戻れるように頑張り中。
でも日本語の、「生理的に無理」ってよくできた言葉だよね…(しみじみ)