まずノベルゲームとは、ゲームのジャンルです。
ゲームとはいってもテレビゲームの中の一つです。ボタンプッシュか画面タップが基本で画面が動いたり音がなるもの、です。(定義)
ノベル=文章を主役にお話や雰囲気を楽しむものです。(定義)
つまりノベルゲームは文章を主役にお話や雰囲気を、ボタンやタップで読み進めるテレビゲームです。
だから音や絵が必ず必要ではありません。推奨くらいでしょうか。
商業作品並みのものを目指すなら必要ですが、フリゲなど趣味では自由でいいと思います。
しかしプレイヤーからすると、ないのはおかしいとなるようです。
文章や文章からの雰囲気を楽しむのが主眼のノベルゲームなのに、絵や音がないとゲームではない、と。
先に定義したテレビゲーム。音と絵は必要でしたか?
ただ表示される文章からクリックやタップで続きを読む、素敵ではないですか。
プレイヤーは、ノベルゲームは小説と分離してなきゃならないという意識があるようです。
せっかくあるものなら使え。じゃないとゲームですらないという方もいます。
今まで説明したように、ゲームって、基本はクリックとタップの世界なんですよ。あとは飾り、派手な装飾品。
しかも下手な絵や音を使えば苦情を遠慮なく言う。上手い絵以外は無視。
また、話はそれますがとにかく私にあてられた感想では本質を見ずにただうわべの感情に任せて苦情をいう方が多い。メールは礼儀のある方ばかりで頭が下がりますが。
私だけなんでしょうが、真剣に作った作品は無視して、のりで作った作品に対しては辛辣な、ある意味感情の捌け口に使われました。ゲームプレイヤーの自己中な勝手さは嫌気がさします。
ノベルゲームプレイヤーに関して感じたのは、文章の上手い下手になぜかこだわる。RPG系だと重視されてなかったです。ゲーム作者と小説作家を混合してます。
文章が上手い方なら文句もいわず称賛し手を叩き、下手なら罵倒するのがノベルゲームプレイヤーなんだな、というのを深く感じました。
ちなみにゲームは文章のうまさを競うプレイヤーの玩具ではありません。ノベルゲームも、例外ではありません。楽しめたかどうか、それが一番正しい基準です。
あと、私に限らず。どんな理由でも作者を馬鹿にするプレイヤーは、プレイヤー自身も気付かないだけで同等の馬鹿です。
自覚症状のない馬鹿は治りません。