石が好きです。
鉱石が。
きらきらしてる結晶も好きですけど、光を反射しない、瑠璃だとか、マラカイトとかも好きで。
何が好きなんだろう、と思って、ふと、あの変わらない色が好きなんだ、ってことに気づきました。
植物の、一瞬一瞬で変わっていく色も好きだけれど、儚いから。
私のつたない記憶力では、覚えていられないから。
変わらない色、というのは、安心するのだと思います。
いや、うつりゆく色彩の、植物も大好きですけどね!
で、光を反射しないタイプの石というのは、岩絵の具の材料になるわけで、つまるところ、画材になるわけです。
絵を好きな理由というのは、変わらない色を紙の上に広げられるから、というのもあるのだなぁ、なんて。
ま、劣化していくと変わりますけどw
なんて考えながら。
そうだ、絵は、自由だから、好きなんだ。
なんてことに気づいた(あるいは思い出した)のでした。
そこにはなんの制約もなく、視覚だけではあれど、奥行きも色彩も、物事の大小も、全てが自由なのです。
思うがまま。
思うがまま、というのが幸せなことなのかどうか、っていうのは、まあケースバイケースですが、
誰にもなににも縛られない、誰かを傷つけたりもしない(たぶん。)、そんな「自由」があるんだと、思う。
好きだという気持ちのままに。
描きたいという衝動にまかせて。
ときには、祈るように。
描くということは、とても幸せなことなのです。
すべてを生み出せる。
世界がそこにある。
ただ、それは、あくまでも、自己の世界、ですが。
それが誰かに見られて、何かの感想をえられた時、それは閉じた世界ではなくなるのかもしれないけれど。
まあ長々語ってみたけど、つまりは好きだってことですよね。
年賀状書きに顔彩つかってみたら楽しすぎてくせになりました。そして水筆は神。
色の重ねok、乾くのはやい、そして準備が楽(固形だから)というのがすんごい好き。
まあ絵手紙用の安いやつなので、きちんとしたものと比べると全然違うんでしょうけども。
きちんとしたのなんてつかったことないからわかりませんです。
てなわけで年末から塗り始めて昨日も夜ちまちま塗ってたフレアさんです。
旧年中は大変お世話になりました。
動きの少ない拙サイトでございますが、本年は昨年よりも動けるよう、気持ちを新たにすすんでいきたいと思います。
素敵な年になりますように。
また、そうするべく、日々をがんばっていきたいです*
どうぞよろしくお願いいたします。
2011年が、こちらをご覧になっているみなさまにとっても素敵な年となりますように。