話題:行くあてのない気持ち

周りに相談すれば、やめなよの一点。あたしは、なにを期待して周りに相談するのか、どんな答えを求めていたんだろう。どうしても自分に保険をかけながら話しているのだろう、無意識に。彼のわるいところばかり話して、やめなよと言わせているのはあたしの方なのかもしれない。背中を押してほしいのかも、諦める大きな一打を。どんなにやめなよと投げかけられても、呆れられても、あたしは、彼から離れられない。なんだろう、あの日の感触が忘れられないのかな。

元彼と呼べばいいのか今彼と呼んでいいのかわからない彼が出張先からすこしだけ戻ってきたので電話をした。2年半という歳月が生む空気感というか安心感というか、ひとの話をあまり聞かなくなって、自分の話が多くなったけど、まあ、そんなもんかと。きっと、今の曖昧な関係が程よい距離感を保っているおかけで上手く回っているのだと思う。前のようにどちらかが寄りかかりすぎれば転覆する舟なのだ、あたしたちは。だけど、今はこれでいい。次、会う日までに育て続ければいい。

月9のような江ノ島デートしたくなるのは、夏のせい。