話題:行くあてのない気持ち

毎日連絡しても、孤独感だけが膨らむ。淋しさが残り、空しくなり、過去に縋る。惨めでも哀れでも、感情だってナマモノ、生きているからくるしい。

楽しい恋愛がしたいと言われても、そんな偽善者のような建前の恋愛なんてしたくない。 自然と楽しいことどけが多くなればいいと思っていたのに、 くちにした瞬間、すべては作為的にと姿を変える。その恋愛にあたしって必要なのかな、あたしじゃなくてもよかったんじゃないの。その手の話をすると逃げられる。電話は切られたり、拒否されたり、ラインやメールは返信されなくなる。そんなことを繰り返されて、それを正す術を見失った。彼に逆らえない、そんな暗黙のルールに疲れていた。

年下くんにメールしたり、元彼に連絡したり、自分のことしか考えていないのは、あたしもおなじか。携帯電話のロック番号も解除できないし、気づいたらロックなんか掛けられてたし、彼のことがよくわからない。こそこそと他の女の子と連絡してるのはわかってる。

年下くんが好きだったクリープハイプ聴いちゃって、感傷に浸って、あの子のこと余計にわからなくなっちゃって、悪循環。だからって、年下くんとか他の男に会って、なにか変わるかと言えば、そうとも言えなくて、仕事を失って、あの子まで失う勇気もなくて、よくわからないけど付き合っている。

きみがいないとだめとか、ふたりなら絶対うまくいくんですとか、そんなラブソングにも縋らないとやっていけない関係が無意味なことはわかっているけど、続けちゃう。命短し恋せよ乙女と尾崎さんが歌うから、惑わされちゃうよ。こんなこと考えられるのも、仕事を変えられるのも若いからとか言われてね、若い内にしかできないこといっぱいあるから遊びなよと知り合いのおばさんに言われたり、真面目に不真面目ハードコアライフ。模範解答通りなんてつまらない、自分をしあわせにできるようになりたい。