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恋した自分を信じてみたい

話題:ひとりごと

横浜流星くんの曲をウォークマンに入れ、ますます沼に落ちてゆく。心地よさを感じるのは、こんな風に夢中になれるものに出会えた喜びが大きいから。女はいつだって、ちいさな恋をしていたほうがいい。次元がちがたって、性別だって、年齢だって、人間じゃなくたって、心を揺れ動かすことは気持ちを前向きにさせるから。心の真ん中は、ほんとうにすきなひとのほうに向いて。

22歳ころまで、さみしさを埋め合わせるように知らない街で、新しいひとと過ごしたり、何度も会ったり、浮遊するような生活をしていた。電車に揺られながら、目的地はあっても目的を見失ったあたしは空っぽな心をなにかで満たしたくて仕方なくて、さ迷いつづけた。結局は、そんなことをしてもなにも見つからなかった。失っていくばかりか、自分を大切にすることさえ忘れて、塞がりそうな傷口をえぐるように、埋まらない心に愛を求めつづけた。
彼といることが答えなのか、そう問われるとわからない。けれど、彼といる今は真実で、今はそうしたいからそうしてるが無責任だけど正確。新しい出会いに期待することを諦めて、簡単な道を歩もうとしているだけなのか否や。きらいなところも知っているからすきなところがある。生活は恋とちがう。生きていくは、すきだけじゃ足りない。ごっこ遊びじゃ通用しない、アラサーの恋愛事情。本気になると重たくて、期待しないと売れ残る。そんな恐怖と不安に挟まれて、将来を考えれば絶望を感じる。だれかに預けたいのではなくて、一緒に生きたいだけ。伝わらない想いは、伝えかたを知らず重くなる。重量のある気持ちは、重荷になるなんてと悲劇のヒロイン気取りで責任転嫁。ほんとうは知っている、信じた自分に責任を持たないといけないことを。

一歩を踏み出した瞬間にこわれてしまわないかと不安がよぎる。踏み出した先にしか選択肢を生み出せないのに、平坦な道を淡々と歩む。転んだら置いていかれる。必死になればなるほどに遠くなる。光がくすみ、夢は儚く散る。愛なんて知らない、けど、信じたい。

流星くんの曲のような、きょうもいい天気、あなたに会いたい、もう一度だけでいい。最後にそんな恋をしたのはいつだろう。
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