今、育毛用の薬として厚労省から許可されている薬は、プロペシアとミノキシジルだけです。


プロペシアは内服薬として販売、外用薬として売られているのはミノキシジルの方です。


内服薬のミノキシジルもあるにはあるのですが、今のところ日本では薄毛用の治療薬としては無認可ですから、何としても入手したい場合には個人輸入が基本手段でしょう。


普段からしているブラッシングの方法を正しく実践することは、頭皮環境を改善して育毛や養毛に効果的となります。


ブラッシングに使用するブラシは先が丸いもので、さらに静電気によって摩擦が起きにくいものを慎重に選ぶようにしましょう。


少し高級品のブラシになりますが、ブラシは自然素材から作られたものを購入すると良いです。


更に、先が丸くなっているブラシを使ったときにも、出来るだけ直接頭皮にブラシを当てないようにしてブラッシングすれば毛根、および頭皮に過剰な負荷をかけずに済みます。


育毛を続けるなら、栄養バランスの優れた食事はとても大事なものと考えられております。


育毛に役立つ食べ物は色々ありますが、ここではピーマンを選んでみます。


ピーマンには、ビタミン類やアミノ酸、カロチン、鉄、カリウムといった多くの栄養素を含み、これらの他に、ピラジンという化合物もあり、これが血小板の凝集を防ぐことで、血流を良い状態に保ちます。


そうして血流が良好な状態に整えられると、頭皮にある極細の毛細血管にも、血液とともに酸素や栄養が届きやすくなりますから、日常的に食べるようにしたい、おすすめ野菜のひとつです。


また、ワタの部分に豊富な栄養素が含まれていることが知られてきました。


ですから、できるだけ丸ごと使うような調理方法で、おいしく食べてください。


育毛剤を効果的に続けていくためには、まずは頭皮の汚れを落としてから使用していくことが大切なのです。


頭皮が汚い状態で試しても、頭皮の中まで有効成分が浸透しないのでその育毛剤の本来の効果が得られません。


入浴後の寝る直前に使うのが一番効果的なのです。


ヘアスプレー、ジェル、ワックスなどの整髪料には合成界面活性剤を配合したものが多いです。


たんぱく質は毛髪の主要な構成要素ですが界面活性剤には弱いので、普段からあまりたくさん使用したりシャンプーのときに上手く洗い落としきれないでいると髪の成長サイクルが乱れて薄毛になりやすくなります。


これがAGA治療にとってマイナスであるのはいうまでもありません。


使わないわけにはいかないという人は、整髪料の成分に留意し、ヘアスタイリングをする時にも毛の根元や頭皮に付着して毛穴を塞ぐことがないよう注意してください。