育毛剤の開始から一週間程度過ぎると、初期に見られる脱毛が起きることがあります。
薄毛の悩みを解消しようと思って育毛剤を欠かさなかったのに脱毛が増えたら、自分には合わないと思いますよね。
この抜け毛は、育毛剤が効いてきている証拠であるといわれていますので、あきらめずに使い続けてみてください。
1ヶ月くらい頑張って使えば髪が増えてくるはずです。
健やかで頑丈な髪の毛を今より増量するには、育毛のための治療と頭皮環境の整備を一緒に進めていくことが大切だといえるでしょう。
あまり良くなかった頭皮の血行が良好に改善されると、髪の毛を作っていく毛母細胞に栄養分がしっかりと浸透するようになるからです。
例えば、頭皮のマッサージをお風呂に入っている時にやるのは良いことではあるものの、何事もほどほどにするのが良いでしょう。
力を入れすぎて強烈な痛みを感じるように行ったり、長時間にわたってマッサージを行うことは頭皮にとっては逆効果になるのです。
頭皮には顔より多くの皮脂腺が存在するため、洗浄が不十分だと自然な毛髪サイクルを縮めてしまいます。
立派な建物に立派な土台があるように、良い髪には健康な頭皮が必要です。
クリニックでの治療を行いつつ洗髪方法を見直したり頭皮クレンジングを定期的にしてみたりと頭皮の状態を良くしていくことが症状改善への近道です。
地肌のクレンジング専用のシャンプーなどもありますし、ときにはスペシャルケアとして、古い角質や余分な皮脂を落とせるオイルクレンジングを、マッサージも兼ねてしてみるというのもありです。
よく言われることですが、ドライヤーの温風を髪に長く当て過ぎるのは、髪を痛めることがありますので、やってはいけません。
完璧に乾燥させて潤いを根こそぎ持っていかない方が、髪の健康のためには良いのです。
その他、頭皮マッサージは、ドライヤーを使う前にして、これを習慣にすると良いでしょう。
頭皮マッサージには、ちゃんと育毛剤を使用します。
その後で使うドライヤーの熱によって、育毛剤が頭皮にやさしく染み込んでいくでしょう。
ドライヤーの熱は、使っているうちに毛髪を通して、頭皮まで使わっていくでしょうから、頭皮に直接温風を当ててはいけません。
ドライヤー使用時、少し工夫をすると、育毛ライフで時短にもなりますから、なるべく要領のいいやり方で、賢く使用しましょう。
AGAというのはAndrogenetic Alopeciaの略語で男性型脱毛症という意味ですが、頻度こそ少ないものの、女性でも発症するケースがあります。
AGAが男性の場合なのに対し、女の人の場合はAGAの前にFemaleを冠して、短縮してFAGAという呼称が使われています。
AGAと異なる点というと、男性のようにM字状態に薄毛が進むのではなしに髪全体が薄くなっていくことと、そのほか更年期以降でも脱毛抑制作用のある女性ホルモンは分泌されているのでAGAほどの進行性はないというところでしょう。