「血」というものは、お前の大切な者を傷つけてまでも守らなくてはならないものなのか?
確かに、クセルクセスの血筋が絶えるのは惜しい。
だが、目の前の生きている人間と我々…どちらを守るべきかなど、考えるまでも無いだろう。
「いいのか?」
我々の血が途絶えることがか?
それとも、血の繋がった実の弟を愛することがか?
「そのどちらもだ。」
その答えを持っているのは、我々ではない。
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クセルクセス人の魂さん達と兄さんの会話でした。
一時期…と言うか、エドアル書いてるとどうしてもこういうテーマが頭に出てきてしまうんですよねー。
多分、そういうのいろいろ考えてた過程でエリックのシリーズも出来たんだと思います。
ネタ的にメモしてあったけど、お話として膨らませる技量がなかったものなんだけど、せっかくだからひっそりと出してみようかなーと(笑。