今日はハロウィンだね♪
それだけでわくわく♪
プロフの画像も今日限りです。
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〜ブログへ出張〜
「なんだ? ここは…」
目を覚ましたオレの目の前には何故か辺り一面にくり抜かれたカボチャが転がっていた。
それに辺りは薄暗く、唯一の明かりは、空中に浮かぶ数十本の蝋燭のみ。
何故?こんな所にいるのかと思考をさ迷わせているとどこからか…舌足らずな幼い子供の声が聞こえてきた。
「とりっくあとり〜とぉ〜」
「わあっ!!」
ガバッ!
といきなり背後から飛び付いてきたものに驚き振り向いた。
「もすかして…あんたも「はろうぃん」スか〜!」
そこにはにこにこと笑いながら変な黒いローブを着る小さな子供…
なんだ…ガキかよ―……と言いかけたオレだったが、そのガキの頭にあるものに目が止まる。
破れた仮面―…
破面―……
「お前―…アラ「やあ〜!あんたもネルと同じ吸血鬼なんスね!」
オレの言葉を遮り目の前の破面のガキはすごく嬉しそうに目を輝かせていた。
なっなんだ?
オレがなんだって?
そこでオレは自分の格好が死霸装ではなく、妙なガキと同じような格好になっていることに気がついた。
「なっ…!?」
「ちょうどよかったス!今からみんなでぱーちぃ〜とかやるからあんたもくるといいスよ!」
「なんでオレが…っ」
子供がオレの腕を引き連れて行こうとした時だ―…
ズドンッ!!
背後にすごい音と共に辺りにあったカボチャが粉々に吹き飛んだ―…
「あはははは〜
由希さん参上〜」
今この場には似つかわしい…そんな明るい声が響いた―
その声に聞き覚えがあった―…
そう…
思い出した!
なんでオレがここにいるかというと原因はこいつだ!!
「由希っ! これはどういうことだ……」
いきなり現れた少女に目を見開き唖然としている子供の腕を振り払い、振り向いたオレは息を呑む――……
「どう?似合うかな〜?シロちゃん」
そこには黒いローブに身を包み、頭には三角の帽子…手には箒といつもと違う由希が立っていた。
「trick or treat!」
いつまでも見つめているオレに由希は近付いてくると耳元で囁く…
「なにすんだっ…」
「ほっほぉ〜?
そんなに見惚れるくらい似合ってるか〜!」
悪戯っぽく笑う由希に顔が熱くなる……
「わりぃかよ……」
小さくそう呟けば不意をつかれたのか、由希の頬も赤く染まり照れたように頬をかく。
「えっと… ありがとう……」
いつもからかう由希にはめずらしい〜…滅多に見ることがないその顔に自然と頬が緩む。
「似合ってる…」
そう見つめてながらいうとさらに頬が赤くなる…
「あ〜!ねえちゃんたつもはろうぃんっスね!」
そんな不意気の中、さっき出会ったガキの声が響いた。
それを聞き、すでにもとの調子に戻った由希はオレの後ろにいた破面のガキに気がついた。
「あれ?その子ってシロの子供?わあ〜子供だと思っていたけどいつの間にか
大人になってたんだ〜」
「なわけないだろっ!!」
とんでもないボケをかます由希にすかさず突っ込む。
「あれ?同じ仮装してるから親子だと…」
「というか…この格好にさせたのおまえだろうがっ!」
「わあ!これが噂で聞いた痴話喧嘩というもんスね!」
由希と加わりガキのボケも追加され頭痛が激しくなる。
「頭を抱えている場合ではないぞ?日番谷隊長?」
「そうっス!早くしないと悪戯するスよ〜」
そんなオレの苦悩なんか気にもとめていない二人はわけのわからないことを言い出した。
「はっ? なんのことだよ…」
「「trick or treat!」」
そういって極上に嫌〜な笑顔を浮かべる二人に冷汗が流れた。
「どうする?ネルちゃん――……どうやらお菓子を用意していないみたいだ」
「決まってるス! ここはもう悪戯でしょ〜!」
いつの間にか仲良くなったのか…由希とガキはお互いの顔を見合わせニヤ〜…と笑った。
「では―…第二ラウンド…」
「開始ィ〜」
今日はハロウィン…
悪戯が嫌ならお菓子を持ち歩くことをすすめる……
「さて〜…まずどんなことをしようか〜」
「バワバワの中に入れるっていうのはどうっス?」
「逝っちゃう?」
とくに…
この二人に同時にあった時は必須……
END
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『由希』というのはオリジナルキャラです。連載夢のヒロインなんですが、我がヒロインの名前は管理人の名前を使用している為に仮というか…変換できない時の臨時ネームとなっております。
それにしても…
わけのわからない話になったな……
まとまりねぇ〜!!(叫)
突発的に書くんじゃなかったかな……orn
記憶から抹消して下さい…(土下座)