想像妊娠ノボリbotのIF的な小話
クダノボ?
クダリが酷い
暴力描写あるので苦手な方は注意
ノボリが吐いてる感じの描写あり
【想像妊娠ノボリIF】
目の前に兄さんが倒れている。
腹を押さえてうずくまり、すすり泣きの合間に聞こえるのは「あかちゃんわたくしのあかちゃん」と、いもしない赤ん坊の死を悼む声。
ぼくがやった。
細かいことは曖昧だけど「お腹はやめて」と泣き叫ぶ兄の髪を掴んで床に引きずり倒した所までは覚えていた。
「ねぇ、兄さん」
兄さんはビクリと大袈裟に肩を震わせ、涙と、涎と、吐瀉物とで汚れた顔を、絶望に濡れた瞳をぼくに向ける。
「次はぼくの子を孕んでよ」
終わり
こんなのもありだ