想像妊娠ノボリbotのノボリが想像妊娠してしまった原因的な裏話。
短い。
モブノボ表現あり。
レイープ表現あり。
直接的な行為描写はありませんが、苦手な方はご注意ください。
【想像妊娠ノボリ(モブノボ)】
クダリは絶句した。
帰宅した兄の痛々しい姿に。
シャツは力任せに開かれたのかボタンはほぼなく、所々破けている。
スラックスも泥だらけでベルトが見当たらなかった。
頬は赤く腫れ、口元からは出血している。
そして、明らかな性行為の名残。
「な、兄さ、…どうしたの!なんで…誰がこんな…っ!」
「クダリ」
兄の身に起こったことを信じることができずにクダリの口から出る矢継ぎ早の疑問は、兄本人の声で切られた。
「に、いさん…?」
柔らかく微笑む兄の異様さに、クダリは背筋が震えた。
ノボリの右手が、己の腹を撫でる。
その白い手首に残る赤紫に変色した痣が、妙に鮮やかに感じた。
「クダリ、わたくし、妊娠、いたしました」
過去にツイッターで流した
「もし、ノボリがレイープされてしまってそれのショックで想像妊娠だったら」
「ある日暴力同然にレイープされてしまいそれを否定したいあまりに自分は愛されていたからこの行為をされたのだと思い込み、愛されて→セクロス→妊娠!という思考の流れだったら」
という呟きからの小話。
一応、このレイープ事件が想像妊娠ノボリbotの裏話的なつもりですが、そこらへんはbotで出すことはないのでお好きに。