携帯手にベッドでごろごろ、至福の時。
明日からはまためまぐるしい時間に追われるでしょう。
マギーのスケジュール天気予報でした。
PCが使えなくなって良かった事。
読書や執筆(とは大袈裟な)でゆっくり点字の世界に浸れる。
今まで檜が取り込んでくれたアプリを、iPhoneで自分独りで動かす練習。
これこそ背に腹は代えられなくなっちゃったんです。
必要は何とやらで、こんどこそiPhoneやiPadがマスターできるかな?
檜の教え方がまずいとか、マギーが不器用とか、
昨日は互いにかなりいらいらしながら勉強しました。
家族だからつい言葉が荒っぽくなります。
それでも根に持つ事もなく、いつもの冗談が直ぐ飛び交います。
こんな時、家族の良さに微笑みます。
序でに、疲れたー!
誰かに軽く肩を叩かれました。
もう起きる時間?!
てっきり檜だろうと、礼を言うつもりで呼び掛けたら、
不機嫌そうな声が帰って来ました。
それもその筈、日付が変わってまもなくだったんです。
じゃ、あれは誰?
間違いなく男性の優しい手でした。
悲しい知らせが来ませんように!
今月は14日と26日とに歌って来ました。
二度とも胡蝶蘭が作ってくれたドレスで。
そう、視覚障害者ファッションモデルで着たあのドレスです。
14日までに何とか喉は治りましたが、それまで耳鼻科に行く度に吸入して貰いました。
26日はコンサートに少しは慣れた筈なのに、前夜はなかなか寝付けませんでした。
メンバーの心遣いとお客様方の乗りの良さに助けられて、無事終了。
人間は、いえ、マギーは勝手なもんで、
こうして終わってみると、次のお座敷をそっと期待してしまいます(笑)。
ジャズクラブと銘打ってる割には、客層を見て唱歌ありアニソンあり。
リーダーの楡は内心苦笑いかも。
楡のベースに沙羅のキーボード、華麗なフルートのカトレアのトリオの本格ジャズは絶品ですよ。
「隣のトトロ」や「古里」は会場をも巻き込んで。
皆に打楽器が配られ、一緒に歌っていただきます。
26日は想い掛けずアンコールをいただいて、急遽「涙そうそう」をもう一度。
会場から一人女性が出て来て歌ってくれたので、マギーは彼女にハーモニーを。
皆さん、有り難うございました。
木曜日の耳鼻科が今週だけ土曜日に。
ガイドは雨女を自称する浜茄子。
そう、マギーも雨女だから、朝起きた時から雨。
外から聞こえる車の音で、
「大きい傘使って」
マギーが言ったら、
「さっきまで降ってたんだけど、今晴れたんですよ」
と浜茄子。
それでも念の為、二人用の傘を持って出掛けました。
道はまだ濡れているし、雨上がりの草の香は優しいし、
程良く湿った風はマギーの大好きなすべやかさだし。
空は二人の頭の上だけ青く、両サイドだけに雲が涌いていました。
「最近私、晴女になったの」
冗談言ったら、それが本当に。
治療中また雨になったそうです。
なのに玄関で靴を履く時、見事に雨は上がっていました。