いちごいちえ

あなたと一緒にいた頃は
生活費は全部私
私の年齢でお給料下がったのに
あなたは知らん顔
今まで通りのご飯や美味しいおつまみ
食べれないし、
旅行やお出かけできなくなったね
何度も予告したのに
これからは若いあなたの力が
二人の生活には
必要なんだよって…
貧しくなってた食卓
あなたは文句言わなかったけど
私は悲しかった
あなたが逝ってしまって
いまは一人だから　
ちょっと贅沢できたりするよ
美味しいお酒も飲めたりする
だけど…
どんなに美味しいもの食べても
家であなたが作ってくれた
ご飯には叶わない…
ずっとひとりぼっちだった私に
二人でいる楽しさを
教えてくれたのは
間違いなく
あなただよ
誰かが側にいるって
大変だったり、悲しかったりで
一人がいいって昔は思ってたけど
辛いぶんだけ
幸せもあるって　本当だったんだね。
今はいないあなたへ
メリークリスマス！

彼女の、
飲んだ席で発した言葉に
少なからずもショックを受けた
私に
「B型ジョークだから」と言った彼女は
実は普段言えないのに
飲んだ席で本音がでることも
良く知っている。

以前なら笑って流してたのに
心に痛みを覚えてしまうのは
彼女のせいじゃなくて
私の心が落ちてるから

長い付き合いなんだから
今精神的に参ってるの
ちよっとは察してよ
と
私も言い返せば良かった！
ああ残念ながら私はA型なので
B型ジョークは
使いこなせない