話題:創作小説
こんばんはー!
パチパチありがとうございます!(´∀`)
昨日、何の気無しに考えていたリオンとセリアの入れ替わりネタ。
気付いたら、アリルとセリアが入れ替わってました(^_^;)
リオンとの入れ替わりもその内書けたら言いなー。
取り敢えず、書けた分だけ更新していきたいと思います(^◇^)
ではでは、追記よりどうぞ(*´∀`)つ
『気が緩んだ時に限って、ロクな事が無い』
この日、アリルは身を持って痛感するハメになる。
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ある晴れた日の昼下がり。
アリルは所用を終え、帰路につくために王宮内を軽い足取りで歩いていた。
渡り廊下で偶然セリアに出合い『折角だから、お茶でも如何?』と誘いを受けた。
特に用事も無かったし、普段は夜中にしか会えない女王と二人で過ごせるとあり、快諾したのだ。
それが事の発端だった……。
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他愛ない会話を交わしながら庭園にあるガゼボへ向かっていた。
小さな池の中心にあるガゼボは、麗かなティータイムを過ごすにはうってつけだ。
ガゼボを繋ぐ橋を半分程渡った辺りで、ガサガサと茂みからリオンが『アリルにいさま!お覚悟!』と飛び出しながら、不意打ちの魔法を放って来た。
(どこのポケ●ントレーナーだよ…)
リオンの放った魔法など、あっさり交わす。
その後、やれやれ夕方までお説教コースだなと思うも、自分のすぐ後ろにセリアがいた事を思い出す。
『陛下!』
咄嗟にセリアを庇うも、背に受けた魔法の衝撃と共にそのまま二人とも池へと落ちてしまう。
リオンの悲鳴と、落下の水音が響くのはほぼ同時か。
恐らくセリアにケガは無いと思うがー…。
(ー…後で覚えてろよ、リオン…)
薄れ行く意識の最後に見たのは、酷く眩しい陽の光だった。