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御在所岳

【三重県・御在所岳】10月30日(金)


 娘は9時前にやって来た。
 車は一路、御在所岳ロープウェイ乗り場へ。
 木曽川を越えて三重県に入り、菰野駅、パラミタミュージアム、湯の山駅を過ぎると、車は山の中に入っていく。
 しかし、ロープウエイ乗り場の手前から車が動かなくなる。
 約20分ほどの渋滞を抜けて駐車場に着いた。
 ロープウエイに乗るのにもかなり並んだ。
 山頂はかなりの強風で、時々、飛ばされそうになるほどだった。
 展望広場から降りていき、ゲレンデを通って山頂三角点へ。
 そこまで歩くと、ロープウエイを降りた時に着たダウンジャケットを脱ぐほどに汗がでていた。
 少し休憩し、階段を降りて御嶽大権現の社に向かう。
 風が強く、風の音がうるさくて動画は取れない。
 少し風が静まったのを見計らって動画を撮ろうとすると、景色が今一歩で、安心して(落ち着いて)動画を撮ることは出来なかった。
 帰りはロープウエイも少し揺れていて、降りてくると、間もなく、「強風のためにロープウェイの運行を休止致します」の放送があった。
 昇る人を乗せないのは良いとして、降りる人たちはどうするのかな?
 山頂には沢山の人が残っていただろうから。
 名物の「大石焼き」を買って山を出た。
 「茶茶」という自然薯の店に入り、遅いランチを食べた。
 久し振りの麦とろは旨かった。
 娘の運転での旅もなかなか楽しいものであった。

知恩院

【知恩院】 10月29日(木)


 秋の京都独り旅は、今日の知恩院で終わりになるかも知れない。
 紅葉を愛でる観光客が増え、名神高速バスが渋滞してくるからだ。
 現に、今日も既に30分ほど遅れ、10時半にバスは京都駅に着いたのだ。

 僕は、紅葉の時期にも人の訪れは少ないだろうと、地下鉄で「東山」に出て、知恩院に行った。
 僕の行きたいところは唯一つ、法然上人御廟拝殿だ。

 正面の三門を抜け、男坂を昇る。
 地元の人らしい高齢の人や少し足の不自由な人まで、その急な石段を昇っている。
 やはり、この坂を昇らないと御利益がないと思っているのかも知れない。
 男坂を昇りきると、大きな御影堂(本堂)が姿を現す。
 しかし、僕は独りで来る時には御影堂には入らない。
 ぐるりと右の奥に廻って、勢至堂に向かう更に長い石段の参道を昇って行くのだ。
 勢至堂の山門をくぐり、右手の上に見える御廟拝殿へと上がっていく。
 此処には1年を通しても、殆ど人は来ない。
 今回の目的は動画撮影だ。
 写真を撮ったり動画を撮ったりと少し慌ただしかったが、木魚を鳴らしてお参りし、備え付けのノートにお地蔵さんの絵を描き、拝殿をあとにした。
 帰りは、阿弥陀堂の前を通って黒門(北門)から出て地下鉄に戻った。

南禅寺/10月27日(火)

【絶景かな、絶景かな/南禅寺】 10月27日(火)


 永観堂を出た僕は元来た道を戻って南禅寺に向かった。
 一般道から庭を通って有名な三門の横に出る通路がある。
 受付を済ませ、三門に昇る。
 歌舞伎で石川五右衛門が「絶景かな」と見栄を着る場所だ。
 外の風景なら写真はOKと受付で聞いてきたので、ケータイで動画を撮った。
 三門の上を一周して、城の天守閣にあるような急な階段を降りる。
 足元ばかりか、ぶつからないように頭上にも注意を向けながら恐る恐る降りた。
 今日は方丈に上がるのはやめた。
 やはり庭園は東福寺の方が好きだからだ。
 抹茶を飲むなら上がっても善いのだが、今日はその気にもなれなかった。
 三門に昇れれば充分であったのだ。
 僕は南禅寺をあとにして、地下鉄の蹴上に向かったのである。

永観堂へ

【大事に安置されていた和み地蔵/永観堂】10月27日(火)


 10時7分、定刻より少し遅れて、バスは京都駅に着いた。
 僕は地下鉄に乗り、烏丸御池を経由して蹴上に行った。
 インクラインの下を抜けるトンネルの通路をくぐって歩き、南禅寺の南通用門を入ったところから、足を永観堂に向けた。
 永観堂の山門を入ると、拝観受付の手前では、わんさと押し寄せてくる紅葉目当ての人を受け入れる準備がなされていた。
 拝観料を払って境内に入る。
 まず、右手の池の周りから散策だ。
 小さな橋を渡り、池の中の社に行くと、その前の石の柱の空洞に、和気先生作のお地蔵さん〔和み地蔵〕が安置されていた。
 本尊の〔見返り阿弥陀如来様〕に向かって手を合わせている。
 池の周囲を廻った後は苔の庭だ。
 その庭の奥に滝があり、そこにも〔和み地蔵〕が安置されていた。
 苔の庭から永観堂の最も高い地点に作られている多宝塔に足を向ける。
 どんどんと急な石段を登って行くと、多宝塔に着き、眼科に京都市内が眺められ、僕はケータイで動画を撮った。
 多宝塔を降り、堂内に入る。
 紅葉に備えてだろう、沢山のバイトの女学生たちが玄関に立っていた。
 僕は靴を脱ぎ、幾つかのお堂を廻る廊下や階段を通って、本尊の〔見返り阿弥陀様〕に会いに行った。
 渋い金色に輝く阿弥陀如来に手を合わせる。
 そして、永観堂特有の湾曲した臥龍の廊登り廊下で写真を撮った。
 紅葉前の永観堂は、人もまばらで、落ち着いた雰囲気で散策することが出来た。

白子海岸/10月25日(日)

【白子の海へ】


 海を見に行こう。
 名古屋の市内で暮らしていると、海(海岸)や山と出会う機会は無い。
 名古屋から行ける山と言えば、御在所岳か伊吹山か…。
 海(海岸)は、知多半島や渥美半島、点在する島々か、三重県の東海岸か…。

 僕は、名古屋から近鉄急行に乗った。
 行き先は白子だ。
 ここ数年、初日の出を拝みに行っている海岸だ。

 白子駅から東に向かって商店街を歩く。
 日曜日だからなのか、それとも閉店してしまったのか、シャッター通りだ。
 5分も歩けば海岸沿いの車道にでる。
 しかし、そこから堤防に向かう道がなかなか無い。
 左(北)に向かってしばらく歩くと、なだらかな上りの通路があり、堤防に出る。
 堤防から海岸に降りる急な石段は直ぐにあった。

 ゴロゴロした防波用の石を越えて砂浜に降りる。
 風はなく、波は穏やかだ。

 若者たちが海上を高速で走る乗り物で遊んでいて、穏やかな波とは裏腹にうるさい音が響いていた。

 しばらく秋の陽を受けて海を楽しんだ。

 堤防に上がり、少し散策した。
 その堤防は海岸に沿ってずーっとあるものだと思っていたが、南側は突き当たりになり、海を堤防内に引き入れるようになっていて、堤防の内側には沢山の小型船が繋がれていた。
 その南端からも海岸に降りられる。
 だが、それは今度の楽しみに残し、僕は駅に戻った。

 高校生まで暮らした紀伊半島の富田海岸の広さが思い出された。
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