こんばんは。
どうやら、今、東日本大地震について偽情報のチェーンメールがまわっている模様。
こういった本文です↓
『
■お願い■
関西電力で働いている友達からのお願いなのですが、本日18時以降関東の電気の備蓄が底をつくらしく、中部電力や関西電力からも送電を行うらしいです。
一人が少しの節電をするだけで、関東の方の携帯が充電を出来て情報を得たり、病院にいる方が医療機器を使えるようになり救われます!
こんなことくらいしか関西に住む僕たちには、祈る以外の行動として出来ないです!
このメールをできるだけ多くの方に送信をお願い致します!
』
↑こういった意味の文が書かれたメールが届きはしなかったですか?
これは偽情報です。
地震が起き、何とかお手伝い、手助けになれないかという思いを利用したものだと思います。
実際、大阪のシンボル、グリコの看板が節電されるなど、節電自体は被災された地域の手助けにはなるようです。
しかし、こんなメールをまわすことが、『電話回線に負荷をかけて』しまうような…。
安否確認が優先されるべき回線なのに悲しいことです。
地震が起きた地域に対して、私たちにできることはとても少ないかもしれない。
しかし、昨日、さっそく地震に対する募金活動が行われていました。
私たちがすべきこと、
確かにチェーンメールによって意識は向けられたかもしれません。
しかし、あともう少し、何かできないかと考え、ほんの少しでも行動にうつせれば良いのだと思います。(チェーンメールをまわす以外で)
メールによって、不確かな情報をまわすこと、それはただチェーンメールを広めているだけです。
チェーンメールは、昔に流行った不幸の手紙のようなもの。
チェーンメールがまわってしまうと、真実の情報が正しく伝わらなかったり、良かれと思ったことが逆効果であったりします。
先程も言いましたが、節電はいいことです。しかし、『みんなにまわしてください』『できるだけ多くの人にメールしてください』といった言葉には惑わされないでください。
チェーンメールがきても、自分で止めるようにしましょう。
たとえそれが"良いこと"であっても、です。
地震について、被害状況がどんどん分かってきましたね。さらに、余震、誘発地震なども起きているようです。原発に関する問題もあります。
まだまだ各地に危険があり、安心できる状況ではないようですね。
本当に、本当に、多くの方が、無事であることをお祈りいたします。