AGAが薄毛の原因であったなら原因にあった処置をしなければ育毛にいたりません。


でも、AGAの治療は、健康保険の適用外の自由診療として取り扱われるため、治療にかかる費用はクリニックごとに異なります。


一般的には、1万円から2万5千円程度が一ヶ月につき必要といわれており、長期的には小さくない差になる金額の差があります。


それから、治療内容のボリュームによってトータルコストが大きくかわります。


ピップエレキバンとかピップマグネループのように、一見、育毛には関係がなさそうな製品を上手に使うことで、育毛のお役立ちグッズにしている人もいるようです。


さて、育毛にとって最重要事項といえば、何はともあれ「血行」です。


どうしてかというと、髪が受け取る栄養は、血液といっしょに血管内を移動して、頭皮に至るものだからです。


身体を巡る血液は、心臓を押し出されて動脈内を頭皮へと至り、静脈内を移動して心臓へ還ります。


でも、肩凝りや首の凝りは、心臓から頭皮を行き来する血液の流れを阻害します。


凝りの存在はそこで血行不良が起きている、ということに他なりません。


ですから、ピップエレキバンを利用して、そんな凝りを解消させると、血行を邪魔するものを排除することで、頭皮までしっかりと栄養が届くようになるでしょう。


薄毛が心配になってきたら、食事も少し気を付けてみましょう。


おすすめしたい食材の一つが、玄米食です。


慣れないと毎食玄米は手間なので、できるだけ摂るようにする、というスタンスでも大丈夫でしょう。


美味しく炊き上げるには、少しコツと手間が要りますが、そうまでしても是非食べておきたい理由は、健康にいいものですし、何より育毛にとって大事な栄養素がたくさん摂れるからなのです。


育毛に役立つ栄養素、というのは、各種ビタミンやミネラル、食物繊維などいろいろあるのですが、玄米を食すると、こういったものをしっかり摂取できるそうですから、大変お得です。


白米を比べてみるとわかりやすいのですが、約2倍のビタミンB2、鉄は2倍以上です。


また、抗酸化作用で名高いビタミンEは5倍ほど、疲労回復にも効くビタミンB1は約8倍も含まれます。


国産の育毛剤には特にその傾向があるのですが、成分表示を見てみると、多くの製品において、グリチルリチン酸ジカリウムという名前の成分が使われています。


漢方薬としてはよく知られている甘草(カンゾウ)から、強い甘みのあるグリチルリチン酸が抽出され、これとカリウム塩が合わさると、抗炎症作用、抗アレルギー作用を持つようになり、医薬品として広く利用されています。


育毛剤としての効果は、頭皮の異常であり、抜け毛の大きな原因ともなる炎症状態を抑え、フケやかゆみを鎮めてくれます。


グリチルリチン酸ジカリウムの配合された育毛剤は、抗炎症作用で頭皮に働きかけ、頭皮の健康状態を保つことで、薄毛の改善を図るということになります。