ヘアスプレー、ジェル、ワックスなどの整髪料には合成界面活性剤を配合したものがかなりあります。


界面活性剤は髪の主成分であるコラーゲンを破壊するので、日常的に使う量が多かったり十分に洗いきれずに成分が残留したままだと不自然に抜け毛が増えるようになり、薄毛を招きます。


これがAGA治療にとってマイナスであるのはいうまでもありません。


購入時は髪に負担をかけない整髪料を選び、髪型を整える際にも地肌への付着を避けるように注意しましょう。


一般的に育毛を促進してくれる食べ物といってまず思いつきそうなものは、最初にワカメや昆布といった海藻が思い浮かぶ人もそれなりに多いだろうと思われますが、実際のところそれほど育毛に効果が期待できないという説がいわれているのです。


特定のものを食べ続けるということではなく、栄養素の中でタンパク質やビタミン、ミネラルをまんべんなく摂ることが育毛促進には大切なことです。


また、適量を摂ることが大事なので食べ過ぎたりせずよく気をつけていくべきでしょう。


生え際が後退してきたのに気づいた時には、速やかに男性型脱毛症の検査を受けた方がいいです。


AGAの特徴として、頭頂部、生え際の著しい抜け毛が挙げられます。


当然、生え際が気になったとしても、男性型脱毛症ではないこともあるでしょう。


しかし、AGAによる脱毛の場合だと市販の育毛剤などを使っても効果が期待できないので、時間とお金が無駄になってしまいます。


早期治療によって効果を得るためにも、男性型脱毛症検査を受けて明確にしましょう。


より健康的な髪の毛を作りたいのであれば栄養素のひとつである亜鉛が欠かせません。


髪の毛はタンパク質で作られますが、亜鉛は体内のタンパク質から髪の毛を作る働きがあるのです。


また、薄毛を促進させるというDHTという成分の活性化を抑えると言われているので、全般的な髪の問題に役立つ成分だと言えるでしょう。


なお、亜鉛がどのような食品に含まれているのかというと、牡蠣、牛肉、豚レバーなどが代表的です。


俗説と思われているふしがありますが、育毛やAGAの治療を妨げるものとして最たるものがタバコです。


喫煙習慣のある人はDHTと呼ばれる成分、すなわちAGAの発生因子である体内物質が増えるのです。


これはテストステロンより強い男性ホルモンです。


喫煙で体内に取り込まれたニコチンは即時的に血流を悪化させる作用があるため、体にも髪にも二重に悪影響をもたらすことになります。


真面目に治療に通ってもこれでは元も子もありませんし、自分なりにAGAかと疑う症状があるのでしたら自ら悪化させるようなことはやめて、減煙、禁煙していきましょう。