髪をセットする時、整髪料を使っている方も多いでしょう。


けれども、整髪料は育毛の観点から見れば、あまりおススメできるものではありません。


空気中の埃が整髪料によって髪に付着しやすくなり、通常のシャンプーでも落ちにくい頑固な汚れになりますし、毛穴に付着すると頭皮にストレスがかかって、髪の成長に悪影響を及ぼします。


ですから、整髪料を使うのなら、なるだけ頭皮部分には触れないタイプの整髪料を使い、シャンプー後も3分以上は水で洗い流すようにしてください。


育毛剤を使って育毛をスタートしたのに、全く効果を実感できないという人が多くいます。


しかし、育毛剤というもの自体、すぐに実感できるような結果が出るものではありません。


試用期間としては、あくまで目安にはなりますが、半年ほど辛抱強く使ってみてください。


もちろん、育毛剤任せにするのではなく、生活改善も忘れてはいけませんよ。


以前は育毛方法は限られていて、育毛製品の数も少なかったものです。


近年は医療面でも研究が進んできており、ミノキシジルやプラセンタの注射は医療行為ですので、施術は病院で行われます。


通院のために時間を割かなければなりませんが、あえてその選択肢を選んでいる人たちもいます。


クリニックで行うため効果が客観的に判断できますし、錠剤などで摂取するのに比べると注射というのは格段にストレートに頭皮や毛根に届くので、育毛効果がはっきり感じられると言い切る人もいます。


医療で効果があると認められている薬剤を使用するため、全体的に効果は得やすいようです。


ただ、クリニックでも健康保険適応外の治療なので、人間ドックなどと同様、自由診療として全額自己負担となります。


加えて、効果を得るには繰り返し通わなければならないため、経済的には負担は大きいです。


ただ、短期間に効果が得られて費用対効果が高いとしている人もいるので、一概に「高値」と言い切ることはできないでしょう。


テストステロンという男性ホルモンの一つが作用することによって、男性は頑丈な骨格や強い筋肉を作ることでき、濃い髭や体毛、太い髪を生やすようになります。


しかしながら、これとは別の、ある男性ホルモンが分泌されるようになった場合、薄毛になり始めたり、さらに進行すると、男性型脱毛症を起こしてしまうことになります。


そういう訳ですから、病院で処方される脱毛症の薬や、市販の育毛剤には、男性ホルモンの分泌を抑える成分が入っていることが、多いそうです。


先に述べたように、薄毛や脱毛の原因となる男性ホルモンは、テストステロンから変貌を遂げたDHT(ジヒドロテストステロン)であり、活性化すると、薄毛や脱毛はますます進行しますので、テストステロンからDHTを作り出してしまう酵素、5αリダクターゼの抑制が薄毛の根本的な対策としても、重要になるかもしれない部分です。


髪の毛の成長と歩くことは関連性がないと考えられるかもしれませんが、歩くという活動を行うと髪の成長という結果につながります。


十分な運動を行っていないことも髪の毛が薄くなっていく理由の一つであると言われていて、徒歩くらいの軽めの運動をいつも行うことで、血液の流れがよくなって健やかな毛髪が実現しやすくなります。


気楽に始めることができる活動ですので、必ずご実践いただきたく思います。