今、育毛用の薬として厚労省から認可済の薬は、ミノキシジルとプロペシアの2つしかありません。


この2種類のうちでプロペシアは内服薬で、ミノキシジルの方は外用薬として売られています。


ミノキシジルにも内服薬があります。


しかし、今のところ日本では薄毛治療薬として無認可なので、個人輸入が基本的な入手方法となるでしょう。


髪を毛を元気にする方法として、頭皮マッサージをしてみるのがよいでしょう。


マッサージによって、血の巡りがスムーズになれば、髪の毛が元気になる栄養成分が行き渡るようになります。


デリケートな頭皮を守るために、爪が伸びていないか確認してから指の腹の部分などで丁寧に揉みほぐしてみましょう。


強くしてしまうと逆効果ですので、無理をしないようにしましょう。


植物の育成で知られているLED光。


最近の研究では地肌改善効果だけでなく育毛効果があることがわかってきて、実際に育毛プログラムの一環に導入しているサロンも増えてきました。


育毛効果が得られるのは特定の波長の赤色LEDの光なので、単純にLED照明を使うだけでは育毛効果が得られるというものではありません。


同じ理由で、店舗ディスプレイ用のカラーLED球にも育毛効果はありません。


大量生産前のLED照明は数も少なく高価でした。


家庭用の育毛用のLED機器はいくら出荷量が増えても、照明に比べればごくわずかですので、それなりの価格になってしまいます。


頭全体をカバーするものは最適の角度で光を照射できて効率が良さそうですが、襟足など比較的厚目に髪に覆われている部分には効果が期待できません。


ブラシのようにハンディで使えるタイプは慣れればどの部分でも容易に使用できる利点がありますが、売れ筋なので効果のない類似商品も出回っているようです。


購入する際は、できるだけたくさんの商品のクチコミを集めて検討したほうが良いでしょう。


家庭用の照明に使われていることからもわかるように、安全で、副作用がないため、ほかの育毛方法と併用する問題点もありませんし、導入する価値は充分あるでしょう。


乳製品にはタンパク質がたくさん含まれているので、育毛にはおあつらえ向きの食べ物です。


チーズは中でもL−リジンと呼ばれる必須アミノ酸を含んでいて、これは育毛治療にしばしば用いられる成分であるミノキシジルがよく働くよう作用します。


したがって、たくさん摂るよう心掛けると良いでしょう。


ただし、むやみに摂取してしまうと乳製品全般に入っているカゼインが他の栄養素の吸収の邪魔になるため、適量にとどめておきましょう。


治療を始めてから本人がAGAの症状の改善を実感できるまでには、体質的な差はあるものの、約6か月、早い人でも3か月程度と見ておけば間違いありません。


その後、見た目で薄毛が解消ないし改善されたと手応えを感じるには、何年という年数がかかることもしばしばです。


発毛して毛が成長するスパンだけ考えても長い時間がかかるのが普通ですし、長らく通うことになっても投げ出さずにじっくり腰を据えて治療していくことが肝心です。