育毛に関する俗説はたくさんあって、ワカメなどの海藻類を食べると髪に良いという話も聞いたことがあると思います。
海藻類に含まれている栄養素にはこれといって発毛を促すような作用は認められていませんでした。
けれども、海藻のネバネバした成分に含まれるフコイダンが発毛を促すIGF−1を増やす働きがある事が解明されたのです。
IGF−1は、ソマトメジンCという名前が付いており、海藻以外にも、大豆や唐辛子を食べることによって生成されることが認められています。
髪の毛の大部分はケラチンでできています。
実は、ケラチンは18種類のアミノ酸から作り出されたたんぱく質なので、良質なアミノ酸を摂取することが、育毛にとって重要になると言えるでしょう。
ケラチンとなる18種類のアミノ酸には、必須アミノ酸という、体の中では生成できない成分も含まれています。
ですから、生活の中で積極的に摂取すると良いでしょう。
なお、必須アミノ酸は大豆や乳製品に多く含まれているので、毎食時に食べると効果的です。
ブブカという名前の育毛剤をご存知でしょうか。
これについての口コミ情報も増えてきています。
効果が高い育毛剤として、名前が知られるようになってきましたが、病院で処方箋を書いてもらう必要のある医薬品ではなく、誰でも買える市販品です。
ブブカには「褐藻エキスM−034」という、海藻を原料とした天然成分が配合されているのですが、これが薄毛や抜け毛の治療薬として、一定の効果が認知されているミノキシジルと、同等の効果を期待できるとして、話題になっています。
さらに、植物由来の天然成分「オウゴンエキス」が、男性型脱毛症の原因として知られるDHT(ジヒドロテストステロン)を大体8割近く抑えてくれるそうです。
これは、強い男性ホルモンDHTの生成に関わる酵素、5αリダクターゼを「オウゴンエキス」が抑制してくれることによる結果です。
褐藻エキスとオウゴンエキスの働きを紹介してきましたが、この他にも数多くの選ばれた成分が働いて、育毛の大きな助けとなってくれるはずです。
進行性の男性の脱毛症のことをAGA(Androgenetic Alopecia男性型脱毛症)と呼びます。
一般に年齢が関係すると思われがちですが、実は思春期以降であれば発症し、前頭部からはじまり段階的にM字状に脱毛部位が広がっていくのです。
同時進行で頭頂部や髪の分け目なども頭皮が目立つようになるでしょう。
このAGA発症のメカニズムについては、昔から研究されていますが、全容の解明には程遠いです。
けれどもテストステロンという男性ホルモンがAGAに多大な影響を与えるものということがわかってきました。
健康をメインに考える人が良く飲む青汁ですが、育毛の効果が得られるという可能性もあるといえるでしょう。
さまざまな原因の中で栄養不足が薄毛の原因だったとしたら、青汁を毎日飲むことによりビタミンやミネラル、食物繊維などの栄養を摂取することができ、育毛の可能性も無きにしもあらずです。
青汁の中には、育毛にとってとっても必要な栄養を含まれている商品もあり、利用者数が増加しています。