人間であることは幸せだって
考え感じることができるのは
人だけだって
ダカラナンダ
ぼくに与えたその感情はその思考は
他人が及ぼすことができても
けっきょくぼくが処理しなきゃいけない
当然のこと
そう
当たり前が苦しくて残酷で息がつまる
ぼくはいらなかったぼくはいらなかったいらなかったいらなかった
でもぼくはソレがなくなったら生ける屍だと
そう思う
ソレがなくなったら生きていたくないと
思う
ぼくはソレがなくなったらぼくをぼくだとみとめられないぼくはなによりそれを放棄したくてたまらないのにぼくはそれを
あーあ
矮小で卑屈で醜いぼく
イトシイネ
ぼくの嫌いな人間みたいだ