こんばんは。

さっき気付いたんですが、もう春分の日終わってたんですね。笑
こっちではただの平日なので、誰も気にしません。
さらに、自分が今いる所で晴れの日が続く事は珍しく、皆外に出かけているので、余計に誰も気にしません(笑
今、4日程快晴が続いています。
予報では明日も晴れるようです。

雪も溶け、湖を覆っている氷も溶け始めています。 
日照時間もだいぶ長くなりました。
Daylight saving time(サマータイム)の影響もあり、最近では8時頃まで明るいです。
こんな風に、少しずつですが、春の訪れを感じます。
むしろ、夏の始まりかもしれません(笑

さて、今日の授業の振り返りです。
今日は2クラス、地理と美術。

地理では映画を見ました。
Life and Debtという映画です。
日本ではジャマイカー楽園の真実、という名前で上映されたようです。
この映画はジャマイカを舞台に、世界経済のシビアさ、途上国がいつまでも貧困から抜け出せない理由、IMFの政策などが描かれています。
簡単にいってしまえば、先進国が考えた政策は先進国の基準を元に考えられており、その中でも力のある国が利益を受けられるようになっている、って感じです。
植民地支配下からの独立→経済困難→多額の借金→高額の利子と理不尽な融資条件→世界市場への参入→不平等な経済大国との市場争い→国内市場の是弱→国内生産の崩壊→社会の不安定化→経済困難、
と負の無限ループ状態です。
世界市場の恩恵を受けているのは自分たちのような一部の人たちだけであり、全ての人々に利益があるわけではありません。
しかし、今の自分にできることなど無きに等しく、今も、虚無感のような物しか残っていません。
この映画をみて思ったのは、日本ももうすぐ、同じ状況になるのか、ということでした。
IMFからお金を借りたロシアなどは、国内経済もぎりぎりのようです。

次の美術の授業はセラミクス(陶芸)を教えている教授によるレクチャーでした。
この教授の作品は、中国、日本の陶芸をベースに、アメリカ文化を融合させる、と一風変わった作品が多かったです。
話を聞きながら作品を見ていると、教授の人間性が垣間見えた気がしました。


映画の話が長く、堅苦しくなってしまいましたが、今の社会は不平等だらけだよなー、とういうのが、今日の授業の感想です。
きっとこの問題は永遠に解決されないんだと思うと、寝てる間に忘れてしまいそうです。
そうじゃないと、やっていけない。
大きな問題を考えるには、自分のキャパシティが足りなすぎる。
ただ問題から目をそらしているだけだとしても。


それでは。

Thanks for your reading.