今ぽーんと思い付いたネタ。
メモっとかないと絶対忘れる!と確信しているのでメモです。
どのCPにも流用出来るネタなのですが、思い付いた時妄想してたのが笠黄(黒子のバスケ)なので、笠黄で。
私にしてはダークです。ネタが。私的には。実際にはどうかは分かりませんけど。
今はまだネタ止まりですが、まとまったら多分pixivにあげます。多分。
続き
メモなのか小説なのか、自分でも分かりません。
・未来話
・笠松と黄瀬にそれぞれ子供が居る
・でも笠松と黄瀬と子供たちで家族
・母親については深く突っ込まないでください
「――ごめん、父さんたち。こんなの、駄目だって分かってるんだ。」
「でも、でも、私、お兄ちゃんが好きなの!ごめんなさい…ごめんなさい…!!」
目の前で泣き崩れながらも、必死に許しを請う大事な大事なこどもたち。
娘の手はその腹に添えられ、息子の手はそんな娘を優しく支えている。
その二人の様子から、今娘の中に新しい命が在ることは一目瞭然だった。
「…顔を上げろ、二人とも。」
「誰も許さねえ、なんて言って無いでしょ?」
そう声を掛ければ、バッと二人は顔を上げた。
その表情は、やっと掴んだ希望に輝いている。
「確かにお前らは兄妹だ。世間一般から見れば酷く歪な関係かもしれない。」
「でも幸運な事に二人は一滴だって血が繋がって無いんだから。問題無いッス。」
二人に寄り添い、笠松はよしよしと頭を撫でた。
黄瀬は涙でぐしゃぐしゃになった顔を拭ってやった。
「確かに結婚は出来ない。でも、俺らは家族だ。今までと何が違う?」
「孫の顔、楽しみにしとくッス。」
子供たちから「(義兄/義妹)と愛し合っている」とカミングアウトされました。
ついでに子供も出来ました、と言われた。
その夜。
「…幸男さん、子供だって。」
「ああ。あの子たちの子供だ。相当可愛いさ。」
「なにそれ。遠回しにナルシストしてます?」
「お前だってそう思ってるくせに。」
「バレた?」
「バレバレだ。…なあ、涼太。」
「はい?」
「俺ってさ、最低かもな。」
「…俺だって同罪です。気付いてた。止めようと思えば止められた。…でも、止めなかった。」
「よくよく考えればあの子たちが惹かれあうのは当然だったんだよな。俺と、お前の血が流れてんだから。」
「今凄い愛の告白を聞いた気が。」
「うっせ。」
「…あの子たちの子供、楽しみッスね。」
「そうだな。楽しみだ。」
「…可愛がりましょうね。可愛い可愛い初孫ッス。」
「…ああ、そうだな。」
分かりずらい!
つまり、笠松+笠松の子供+黄瀬+黄瀬の子供で家族してたら、子供たちが恋人になって子供まで作っちゃいましたよ!
笠松と黄瀬は子供たちが好き合ってたのに気付いていたし、それを「それは家族愛だよ」と矯正することも可能でした。
でもしなかった。
なぜなら、笠松と黄瀬、二人の血を受け継いだ子供を見たかったからー!
男同士である以上、絶対両方の血を継いだ人間を見ることなんて叶わないと思っていたのに、そこに見えた光だったんです。子供たちが愛し合ってしまったというのは。
親ならば止めなければいけなかった。間違いだと正さなければいけなかった。
でも自分たちの長年の夢が叶うかもしれない、自分たちの血を継いだ子供を見る事が出来るかもしれない。そんな考えが頭をずっと過り、結局何もしなかった。
あれは俺達の子供じゃない、孫なんだ、と言い聞かせながらも二人はひっどい愛情を注ぐんだろうなその子に。
…っていう話でした。
あれ、書いてみるとそこまでダークじゃなかった?私の文才が足りないだけですねサーセン!!
あーでも、これ母親は同じの異父兄弟もありだわ。それだともっとドロドロしてそうですけどwww
2012-7-13 14:13