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バトルシップ感想

日曜洋画劇場で地上波放送されていたので。
パシフィック・リムが楽しめたなら面白いと聞いていたのですが、いや〜いい意味で考察すると突っ込み所満載なラジー賞モノのバカ映画でしたね。
いやほめてますよ?
優秀な兄を持つ主人公の馬鹿な行動は最初の30分位だけなのでそこは別に飛ばしてもいいと思います。
まず異星人を載せた宇宙船が衛生にぶつかり太平洋沖に墜落します。宇宙船はまるで金属生物のような感じです。まぁ要はトランスフォーマー臭ぷんぷんですね。
宇宙船はバリアを張り荒ぶるボビンもといスペースパンジャドラムで軍施設や世界の都市部を次々と破壊。
更に通信システムが遮断され宇宙船を攻撃しようにも場所が分からないという絶体絶命の状況。
そんな中イージス艦の艦長に命名されてしまった主人公が世界の危機に立ち向かうという王道のストーリーではありますが。物語の中で浅野忠信が重要な役割を演じており次第に主人公と信頼関係を築く所は結構熱いです。

異星人が飛び道具一切装備していない所とか日光に弱いとか(地球の微生物によって異星人が滅んだ宇宙戦争をリスペクトしているのだろうか)プレデター以上に紳士な所とか(野球少年にやべぇよけなきゃ(使命感)なパンジャドラムとか敵意が無い者は一切襲わないとか)そんな細かい所は孫子の兵法によって吹っ飛ばされます。
浅野忠信は作中で波の高さによって浮き沈みするブイの電波によって敵の場所を探る訳ですがまさに相手の位置を予想して攻撃する戦艦ゲームと同じなんですよ。
成程上手く原作を取り入れましたねこれは。
でもこの映画の最大の見所は戦艦ミズーリの活躍。
イージスが撃沈し唯一動かせるミズーリで戦う事を決意した主人公の元へかつてのミズーリの隊員(全員ジジイ)が集結する所とミズーリ怒り(というか碇)のドリフト(この映画一番の名言シーン)
このシーンの為に撮ったのではないかとすら感じる正に戦艦大好きな男のロマンを体現したエンターテイメント映画ですね。細かい事は気にせず頭を空にして観れる映画が好きな人には合うと思います。
突っ込み度:★★★★★
船が格好いい度:★★★★☆
無茶しやがって度:★★★☆☆
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