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願わくばこのまま、

ミヘン街道でひとときの休息をするブラスカ一行。
穏やかな夕日は束の間の安らぎを与えた。
「このまま『シン』がいない日々がずっと続けばいいのにな」
ブラスカが小さく呟く。
ジェクトはそんな召喚士の横顔を見て返した。
「ブラスカが『シン』を倒しゃそうなるだろ」
アーロンにとっては耳に痛い言葉だ。
ナギ節を誰よりも望むブラスカが平和になった世界には存在しないという事実。
主の願いがスピラの悲しみを消す事だと分かっているからこそ、ジェクトの無知を怒る気にもなれなかった。
「願わくばこのまま、『シン』が眠り続けてくれればいいのだがな」
ブラスカの冗談交じりな笑みは少し切なげに見えた。
「それもいいかも知れませんね」
取り繕うような表情のアーロンにジェクトは窘めるような眼差しを向けた。
「おいおい、『シン』が大人しくしてるからいいってもんじゃねぇだろ。いつまた暴れ出すかっつう不安が無くなった訳じゃないんだぜ?」
そんなジェクトの姿にアーロンは『シン』を倒す事の方に気持ちが傾いていると感じた。
旅を通じてブラスカの覚悟を目の当たりにしたからなのだろう。
「叶わぬ願いをするなんて私らしくなかったな」
ブラスカが苦笑を浮かべ立ち上がる。
「さぁ、ルカに向けて出発だ」
願わくばこのまま、時が止まればいい。
その思いを胸に秘めたままアーロンは頷いた。

シアトリズムに

プレイヤーキャラクターでジェクトを操作出来るようですね!
ジェクト本人は音楽ゲーム苦手そうですが(偏見)
可愛いちびキャラなジェクトが歩いたり走ったり戦ったりずっこけたり喜んだりする姿は中々萌えると思います!
ところでジェクト出すなら隠しでアーロンやブラスカも仲間になったりしませんかね……

長峰公園に行きました

桜見れて良かった(●´ω`●)
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