今日は映画『ミュージアム』を見てきたのでその感想でも。
ネタバレは避けた内容にはしてるけど一応注意。
2016-11-23 21:24
映画『ミュージアム』感想
ネタバレは避けた内容にはしてるけど一応注意。
巴亮介原作のホラーサスペンス漫画をるろうに剣心の大友 啓史が実写映画化。
雨の日にだけ現れ、残虐な猟奇殺人を続ける「カエル男」と、それを追う警視庁捜査一課の刑事・沢村久志の追走劇。
主演の小栗旬をはじめ松重豊、市川実日子など役者も実力派のメンツがそろっており演技面では文句なし。
特に主演の小栗旬の演じる沢村久志は、原作で気付けなかった一面を気づかせてくれるほどの熱演で原作既読の人ほど見て欲しい。
あと殺人鬼の声がボイスチェンジャーとかじゃなく地声だったのは結構驚いた。
唯一残念なのは妙に突っ込みどころのある原作のシーンが別の突っ込みどころのあるシーンに改編されているところ。
そこ改変するのはいいけどもっといい改変の仕方があったんじゃないかな…
それでもラストは、原作が諸事情により描けなかったバットエンド以上のものを臭わせる終わり方。
全体的に原作をよく理解して、うまく映画というコンテンツに合わせて再構築されている良作。
原作未読既読にかかわらず、ホラーサスペンスというジャンルが好きな人にはおすすめの1本。
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