いまだに彼のこと思い出して泣く。
彼のこと以外でもバイト時代の楽しかったことや切なかったこと、いろいろ思い出して胸がぎゅうってなる。
んで泣く。
戻れない日々が切ない。
悔しい。
情けないけど、私にはあの頃の日常が全てみたいな所があったから。
地味に地味に学生生活を送ってきた私が、少しでも仲間に入れてもらえたことが嬉しかった。
私以外の人にはたとえそれが普通で大したことじゃなくても、私には特別だった。
でもきっと、あの日々の思い出にすがり着いてるのは、私だけ。
他のミンナは、バラバラになって会えなくなった関係に、最初こそ少しは淋しさを感じたりしたのかもしれないけど、きっと他にも同じように楽しい仲間や環境があって、今は平気で過ごしてるはず。
私にはひたすら特別すぎて。
みんなとバラバラになった私は、ひとりぼっち。
寂しい毎日を送ってるだけ。
仕事も人間関係もうまくいかない。
仕事から帰ったら廃人のようになってしまう私。
まさに無気力症候群。
やりたいことも、やるべきこともあるのに、何もできないまま、また絶望する朝を迎えてる。
なんのために働いてるのか、存在してるのか。
わからなさすぎてつらい。
私、人間に向いてないんじゃないかな。
何をやっても不器用で要領悪くて。
そんなドン底日々の中で思い出すのが冒頭のこと。
彼の中から私の存在がどんどん薄れていくのを感じながらも、何もできずに笑ってた私。
いい加減な彼のほうが何事もうまくいって、悔しい思いをした私。
仲間に入れてもらえても、やっぱり馴染め切れずに、一人浮いてた私。
だからこそ、申し訳なくてだんだん誘ってもらえることに苦しさを覚えはじめた私。
だけど、声をかけてもらえることが嬉しくて嬉しくて。
まるで幼なじみみたいで。
あんなの、世の大学生には普通のことなのかもしれないけど。
私には全部特別すぎたんだよ。
大学生活よりもバイトの仲間との日々が全てだったなんて人いるかなぁ笑。
あぁ、これからどうしよう。
私、どうしたらうまく生きてけるのかな。
最近気付いたことは、私、大事なたった一人の親友―っていっても、その子は私以外にも以上にも大切な友達がたくさんいるんだろうけど―にもあんまり自分のこと話さないんだってコト。
向こうはいろんなこと私に話してくれるのに、私、なぜか話せない。
自分が謎すぎる。
誰にも何も話せない私は、こんなぐちゃぐちゃな毎日をただ苦しみながら過ごしてるだけ。
なんかもう・・・
泣いてしまうのも仕方ないよなぁ・・・