話題:今日見た夢
昨夜寝苦しかったせいか、眠りが浅かった…。閑話休題的なやつの続き?


本部と支部の交流会…というか、交流戦の段取りに支部の小田原司令が本部に来た。なぜか蔦沼長官も来てる。

宇崎はやる気なさげに長官に言ってる。
「長官、なんでここに来たんですか?暇じゃないでしょ…。被害を受けたゼノクの立て直しは進んでいるんですか?」
「宇崎司令、ゼノクの立て直しは順調だよ。西澤に任せてあるから。…あ、真治は翳珠本拠地に帰ったよ」
西澤室長に丸投げしたんかいっ!

「なんでまた5年ぶりに交流会やると決めたんですか…」
「ちょっと引っ掛かることがあってね〜。鐡を倒してからも残党が蔓延ってるのがな。だから今のうちに本部と支部の連携を強化させたいわけ。交流会中に敵が出現したら即、任務だよ。本部と支部が連携してな」

「それはわかってはいるんですが…」
「宇崎。支部のエントリー隊員6名見たよな?」
「えぇ、見ましたよ。うちの鼎と似たような条件のある隊員、いますね。鋼でしたっけ?もし、鼎と鋼が対戦するとなった時はルールどうすんですか?」
「この2人には特別ルールが適用されるぞ。互いにハンデがある状態だ、戦闘不能となったら負けとするルールだ」
「あぁ…なるほどね」


囃と日向は本部に挑発に来ていた。晴斗と鼎は第1道場でいつもの鍛練をしている。

「また負けたーっ!」
「晴斗お前…もう少し考えて攻撃しろ。頭を使え。支部の奴らに舐められるぞ」
鼎は淡々としている。鼎も支部のエントリー隊員一覧を見ていた。鋼という隊員がどうも気になる。

前情報で支部の鋼も自分と同じようにハンデがあると知るが、姿を知らないのでわからない。年齢は晴斗と同年代(=高校生くらい)らしいが。


御堂と空操は屋外演習場(グラウンド)で囃と日向の姿を見るなり、すぐさま反応。

「なんで支部のお前らが来てるんだよ!囃っ!」
「おっ、和希久しぶり〜。お前ら2人は一時期支部にいたじゃんか。交流会、楽しみだぜ」
挑発かい…。

「囃さん、こいつら知り合いなんすか!?」
日向は目をキラキラさせている。
「御堂と空操は一時期支部にいたんだよ。その時の同僚。…あ、こいつは日向っていうの」
「ねぇねぇ、暁くんと紀柳院さんはどこにいるのー?」
「晴斗と鼎は道場で鍛練してるから邪魔すんなっ」
御堂は少しイラッとしてる。

「なーんだ、つまんないの〜」
日向はそう言いながらも何やら武器を構えた。
「じゃあ御堂さん、ちょっと私と遊んでくれますか〜?空操さんでもいいですよ♪」
こいつらわざわざ挑発しに来たのかよ!?囃の実力はある程度わかるが、日向は一体?囃も武器を構えた。
「ちょっとウォーミングアップされてくれよな、和希くん」

2人は御堂と空操に突如攻撃を始めた。御堂と空操も戦わざるを得ない状況になる。支部の奴らは本気だ…!


晴斗と鼎は外が何やら騒がしいことに気づく。

「あれ…支部の奴らか!?」
「なんで来てるんだよ…。御堂さんと空操さん巻き込まれてるよ、助けなきゃ」
「晴斗よく見ろ。支部の2人は挑発しに来ただけらしい。下手に私達が出ると攻撃されるぞ」
挑発だと!?


「何やら外が騒がしいな」
小田原は窓から外をチラ見する。

「あぁ…囃と日向が本部の奴らに挑発したんでしょ。攻撃するなら交流会当日にやれっての。ここで怪我人出たらマズイでしょうが」
長官も怠そうな言い方。

「囃と日向…最悪僕が止めるしかないな」
「何も長官が出なくても…」
「あの2人はかなり好戦的なんだよね。だから最悪力ずくで止めるさ。あいつら暇か…」


御堂&空操、囃&日向の攻防はウォーミングアップとはいえ本気。
囃のやつ、強さが増してる!
「和希、もっとかかってこいよ!」
「囃!今やっても意味ねぇだろ!本番でやれ!!」
囃はスイッチ入るとヤバいんだった…。御堂は囃に突き飛ばされる。

突如、場の空気が変わった。屋外演習場に蔦沼が現れたのだ。蔦沼は義手を展開し、囃と日向に向けて攻撃した。囃は勢いよく吹っ飛ばされる。一体何が起きた!?

「君たち、それくらいにしてくれ。本部に挑発してる暇があるなら鍛練でもするんだね。実力を発揮するのは交流会当日でいいだろ。それか任務でな」
囃は長官にやられたショックを受けている。
何が起きたかわからなかった…。しかも強い。たった一撃なのに。なんて強力な…!この人には勝てそうにない…。


支部の2人は渋々立ち去った。
御堂と空操は長官の登場に唖然としている。なんでいるの?この人…。

「御堂・空操、交流会の目的はあくまでも隊員同士の連携だ。あいつらはちょっと勘違いしていたみたいだな。敵が出現したら即任務優先になる。これは他の4人にも伝えておいてね」


長官は館内へと消えた。やっぱり蔦沼長官はべらぼうに強い。たった一撃であの好戦的な囃を黙らせるなんて。日向はビビっていたな。


交流会間近のある日、西東京にある組織が借り上げた某アパート。通称:ゼルフェノア本部寮。


鼎は鐡戦以降、時々原因不明の不調を感じていた。
鼎はゼノクにいた期間が約2ヶ月あったため、ゼノクから支給された・オーダーメイドした軽度用と重度用の治療スーツがある。

鼎は寝る時にそのスーツを着ていた。見た目は肌全体を覆う全身タイツにしか見えないのだが…。顔ものっぺりしたマスクで覆われている。
彩音はその日、鼎がいる部屋へと向かった。そこで鼎の異様な姿を見てしまう。

「鼎…そのスーツ…どうしたの?ゼノクの治療スーツだよね…」
「少し調子が悪いんだ…。交流会に響かなければいいのだが…。寝る時はこれを着ている」
彩音は鐡戦の影響なのかと危惧していた。以前もこんなことがあったなと。


鼎の不調は明白だった。本部に来たには来たが、ゼルフェノアの制服の下にはあの肌全体を覆う治療スーツを着ている。色は肌に近い色、薄いベージュのスーツを着ていた。ウィッグも着けている。

どうやって鼎はここまで来たんだ…?
鼎曰く、来る時は仮面を着けて来たから怪しまれなかったとのこと。鼎は本部到着後に仮面を外している。
つまり顔はのっぺらマスク状態。


「鼎さん、交流会棄権した方がいいんじゃ…」
晴斗は心配している。
「鐡との戦いの影響がタイムラグで来たようだ…。無理はしないよ」
治療スーツを着ている時点で、大丈夫じゃないと思うのだが…。
本部主力メンバーは鼎の治療スーツ姿を見慣れているせいか、気にしてない。


「鼎、お前鐡戦の影響、今になって出ているんだろ?棄権しろとは言わないが、交流会当日、その治療スーツは脱いで行けよ」
宇崎は宇崎なりに気を使っている。
「わかっている…」
鼎は少しキツそうだ。よりによってこのタイミングでの不調。


支部の鋼もなぜか1度も見たことのない鼎を心配していた。

「紀柳院、棄権する可能性が出てきたって。大丈夫だとは思うけどよ」
囃がしれっと言う。
[交流会まで残り約1週間だ、回復を祈るしかないな]
「鐡戦の影響がタイムラグで出たらしい」
[タイムラグ…!?]
動揺を隠しきれてない鋼の声がした。


鼎は約1週間、ゼノクの治療スーツを着ていたおかげでだいぶ回復していた。なんとか交流会には行けそう。

「鼎、お前本当に大丈夫なのか!?」
御堂も心配してる。
鼎は制服に治療スーツ姿で答えた。この日はクリーム色のスーツを着てる。
「なんとか回復したよ。この治療スーツ、捨てるわけにはいかないな。ゼノクに感謝するしかない」

「とにかく鼎は無理すんなよっ!残り3日なんだ、当日ギリギリまでそのスーツ姿でいた方がいいんじゃないのか…?」
「一応、スーツは持っていくよ。支部に泊まるんだろ?」
「会場が支部だからな。俺らは支部か関西の組織の施設に泊まりになるんじゃないのか?」


名ばかり交流会まであと3日。



どっかで見たことのある展開がバリバリ出てました。

支部の囃と日向は好戦的な隊員。支部の隊員は血の気が多い人が本部よか多そうだ…。
鋼はそういうタイプじゃないみたいだが、普段はネガティブ思考っぽいな…。戦闘時はキャラ変わりそうだけども。
鼎も見たことのない鋼が気になり出している。


長官、渋々仲裁したんだろうな〜。しかも一撃だけで黙らせるとか。
相手が同じ組織の人間なので、一撃喰らわせたとは言っても義手から空砲使っただけでぶっ飛ばしてる。=手加減してる。

ここ、長官1人だけで良くね?みたいな展開増えそ。
蔦沼長官は飄々とした読めない人物だが、メタクソ強いのでギャップが…。


長官の戦闘用義手を展開させる描写はなんだか楽しい。メカメカしくて。ほぼメカじゃねぇかと。
アイアンマンみたいに手のひらから色々攻撃出来る時点でな…。長官の義手は火炎と雷撃なら雷撃の方が強いらしい。