産みの親とは1度も会わずして諸々が終りそうだ
会いたいなら会えるようにするけど、どうする?と聞かれた
俺は別にどっちでもいいと、答えた
色々思うこと、言いたいことあったが
そんなことはどうでもよくなった
もう2度と関わりを持つことはない
お互いに共有できる思い出があるほど一緒にいない
あの人には子供がいるそうだ
俺の種違いの妹になる
今はその子に愛情を注いでる
俺を含めた数人の子供を全て置いてきた人間が、その年まで手元に置いている初めての子供なんだと思う
なら、あの人はあの人で幸せになればいい
俺もあの人に捨てられたから今がある
恨んでいる気持ちももうほぼない
産みの母親である事実は変わらない
けど俺にとっての母親はあの人ではない
それが全てなんだと思う
だから俺はあの人に関わることはしない
一時的に控えていた連絡先も消した
向こうは俺の番号は知っている
けどもし今後コンタクトが万が一にでもあったとしても俺はそれを受けることはない
もう関係のないことだ
産んでくれてありがとう、さようなら