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闇と光(エレン受。団長ジャンと兵長エレンとかの話。)

「英雄の凱旋だ…!」
兵たちの列を囲む民衆の中から子供の声が上がった。
馬上から声がした方を見やる。
子供たちがキラキラと瞳を輝かせ、羨望の眼差しを向けていた。

ふっと、俺は徐に視線を反らす。

何度も、何度も経験した。
帰る度に、あの瞳を曇らせる事も。
懐かしさに眼を瞑る。
闇が訪れて、音も感覚も遠くなる。



風が吹いた。
見詰める先は名も無き墓。
「兵長も、こんな感じだったんですね。」
期待と羨望に満ち溢れた瞳と絶望の瞳を向けられ続けた。

(そうだな)

「反らしたいと、思った事は無いのですか?」

自分自身も幼い頃は、あの子供たちの様な眼差しを向けていた。いざ兵士になり、初めてあの羨望を受けた時は誇らしかった。あの時までは。

「何時までそうしてるつもりだ?エレンよ…」
「兵長…」
「俺はもう兵長じゃねぇと何度言えば…」

くすり、と笑いを溢して声のした後ろを振り返る。金の瞳に映したのは、片足を無くした男。
「はい、今は俺が兵長です。でも、今でも…俺にとって貴方はずっと、兵長です。

リヴァイ兵長…

そう、名を呼ぶと男は昔と変わ無い表情を浮かべた。微かに、それが微笑みだという事を知るのには大分時間が掛かった。
「それよりも、エレン、団長が呼んでいた。早くしろ。」
「あ、はい…」
返事と同時に見ていた墓を再度見る。
今日、凱旋から戻った。また人が死んだんだ。
過去に亡くなった調査兵団の団員達の墓。
戦友達が眠る。実際には眠ってはいないが。
一礼し、その場を去った。





「エレン!テメェどこいってたんだ死に急ぎ野郎!戻ったらさっさと報告しろって言ってんだろが!」
がターンと木製の椅子が立った勢いで倒れた。
エレンが部屋に戻った途端にこれだ…とため息を吐くと団長は「ぁあっ!?」とキレ気味に凄んでくる。何故こんな男が団長を勤めているのか…。
「ストーップ!落ち着いて、ジャン。どうどう…人参食べる?」
「だ、だから!俺は馬じゃね…」
「ぶっ…くくくっ…」
「なぁに笑ってんだエレン…」
わなわなと唇を震わせ今にも飛び掛かりそうな勢いを圧し殺しているのか、額にはうっすらと筋が浮かんでいる。

第16代調査兵団団長 ジャン・キルシュタイン
そのジャンを止めたのは 第3班分隊長、兼団長参謀 アルミン・アルレルト。
どちらもこれまで死地を共に乗り越え生き残った戦友だ。

「変わらない、と思ってさ…」
あんまりにも笑うものだから、ジャンは「白けた…」等とぶつくさ言いながら、倒れた椅子を起こし座り直す。同時に団員か調査報告書を手に部屋に入って来た為、ジャンはこほんっと一つ咳払いをし俺に再度視線を突き刺す。
「イェーガー…これは、義務だ。兵長としての自覚を持て。その、巨人化の能力も今や英雄視されているが何時、また、驚異と見なされるか解らん。勝手な行動は慎め。
「はいはー…」
「イェーガー」
「わかったよ…ジャン」
変わらない、そんな部分もあったが今は大分変わってしまった。
先ずは、大人になった。毎日毎日、刻々と状況が変わって行く。
立場も代わった。
前団長エルヴィン・スミスは昇進し新たな役職に就いた。今でも調査兵団には所属し大きな判断は団長になったジャンと相談し運営をしている。たまに壁外調査にも同行する。
リヴァイ兵士長はとある事から片足を無くした。その為兵士から離脱している。その代わりというか、ミカサがその腕を奮っている。今ではリヴァイの下に着き、色々と学んでいる。そのミカサは兵士長の座を用意されていたが辞退した。その為、俺は兵長として分隊長達を纏める役割に就いた。
ハンジ分隊長は未だに分隊長をしているが、新たに設けられた班に属している。今まで明確になっていなかった内容を、きちんとした部署にし、それに特化した研究チームとなった。

耳と喉痛い

結局今日も仕事でしたが早退してしまった・・・。
まぁ暇過ぎたから今日は返してもらえたんですが・・・
今日で私は仕事納ですた。

昨日も凄い忙しかったんですが今日はなんのその!
暇www過ぎてwwww吹いたwwwwwww

朝一人で電話取ってたもんねwwww事足りたし。

そんな訳でこれからお年賀絵描きます。
明日はマギ絵チャとかもやりたいからゆっくり治します〜。

絵は久々鬼徹〜

わあ(^o^)

懐かしい絵が沢山出てきたーwww
もう六年前の絵とか(笑)

こんときのが上手かったなーとしみじみ思います…
ネタも出てきたりで自分こんなん描いてるんやーと思いましたまる

ディノヒバのラフとか懐かしいな…
あとムクツナとデスノも描いてたwww

画像はディグレとディノヒバラフ。

(;´д`)ゞ アチィー!! 溶けるってもんじゃね!溶けてる現在進行形〜〜〜

北海道も超(;´д`)ゞ アチィー!!
そんで一ヶ月振りかいPCつけたの。
もう何時から触ってないのかわからんたい。

スマフォ弄るのでやっとですわい。


SAIも久々に起動したら全く描けなくなってて吹いた。
紙にも落書き程度しかしてないから本当描けなくて泣きそう。

取敢えず鬼灯をもしょっと置いていく。
ぅうううううんやばい残暑見舞いもまだ描けてないのに・・・;


理由

渇いた喉に、冷蔵庫から出したてのミネラルウォーターを流し込めば冷たさが染み渡る。
ごくり、ごくり。二、三喉を鳴らせばみるみる満足してゆき、ペットボトルを唇から離した。
飲みきれなかった滴が零れたが、今までベッドに横たわっていた男が己もと言わんばかりにそれを舐めとる。
終いには手にしていたペットボトルを取り上げられた。
それはさして気にもとめず、痩せた身体を伝う汗にふるりと身を震わせる。
天国で年中過ごしやすい気温といえど、汗をかけば冷えるものだ。

男達はベッドで身体を重ねていた。
それも、愛だのなんだのと関係なく、ただ快楽を求めて。激しく、時に優しく。

空になったペットボトルが宙を舞い肩に当たった。じとりと睨むと、ベッド上に腰掛け、赤襦袢を羽織っただけの熱に裸の鬼と視線が交差する。その瞳は熱を含み、潤んでいるようにも見える。
中身を失った容器は床に転がったまま。

ふと、男が左耳につけたピアスの飾り紐を指先に絡ませながら呟いた。

「お前はなんで僕と寝るの?」

お前、と呼ばれた鬼は怪訝な表情で今更何を、と返す。

「別に、断る理由がないだけですが?」

鬼は襦袢の袷を整えながら溜め息を吐き出す。
男も、何それ、と呆れた表情で返す。

「貴方こそ、なんで私を抱くんです?」

二人は相容れない性格だから、喧嘩ばかりしている。端から見ればそれは子供の下らない喧嘩でしかないが。
そんな二人が、夜な夜な閨を共にする。
一方は無類の女好き。一方は堅物過ぎる位に浮いた話は一歳ない。

「別に、お前の気持ちよくて仕方ない顔見たいから。」

嫌いな僕なんかに組しかれて鳴かされるの、悔しいだろ。
そう言って男はつり目を弧に歪める。
しかし、鬼は何時も通りの涼しげな表情で戯言を言う男を鼻で笑う。

「気持ちよくて泣くのは何時も貴方でしょう?」




まで、打って面倒になった眠い…(´Д`)
いつか完成さす…
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